西澤 晋 の 映画日記

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2009年 09月 05日

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985) ☆☆☆☆☆

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985) ☆☆☆☆☆_f0009381_227537.jpg監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ラッセ・ハルストレム
   レイダル・イェンソン
   ブラッセ・ブレンストレム
   ペール・ベルイルント
撮影:イェリエン・ペルション
音楽:ビョルン・イシュファルト

出演:アントン・グランセリウス
    メリンダ・キンナマン

     ×     ×     ×

別に犬好きでもないのだが、とにかくみたい『HACHI 約束の犬』
ラッセ・ハルストレム監督ものはひさしぶり。
『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』は見たのだが、いやいや決して悪くないのだが、かつての栄光『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』と比べるとどうも今ひとつな感じ。
その後もいくつか作品はあったのだが、どうみたいという気がおこらずしばしご無沙汰だったラッセ・ハルストレム。しかし、『HACHI 約束の犬』はハルストレムテイストとしてはけっこう当りのにおいがする。
ライカ犬もハチも犬だし、きっとハルストレムの犬ものは当りなんだよ・・っと勝手に当たるであろう理由付け。

しかし、しらべてみたら『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』って1985年作品だったのですね。もう24年前。いまわむかし、銀座のシネスイッチか日比谷シャンテで見たのだけど、あれは見た後幸せになれる映画でしたね。
雪国のガラス工場のある小さな町の話だったが、そこでつくられるオレンジ色したがらすのように、こころがぽっかぽっかあったまる映画でした。あれから25年後のサガとイングマルとの映画をみてみたいきがします。
つくってくれないでしょうかねえ。あのときのサガちゃんは良かったよ。女の子なんだけどガキ大将で、小学6年生くらいだと女のこの方が成長はやいから体もおおきくて、そんな村にやってきたイングマルはかなりたよりない少年で、彼女にしてみれば守ってやるべき対象でもあったり、でも女の子として好きでもあったり・・あの複雑で微妙な感情がとてもいいんだなあ。最後のほうでドレスきたサガちゃんがイングマルと一緒にいるシーン、なんかほほえましかったよ。で、しらべてみました、おお、そうでした、メリンダ・キンナマン。そんな名前でした。まあ、めちゃ美人たいぷではないのでいまとなってはそれほど萌えないのですが、この映画のなかのサガちゃんはほんとによかった。
サガ(メリンダ・キンナマン
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考えてみると12~13歳くらいの幼女で“ああ、この娘はいいなあ”って思ったのはこの『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』のサガちゃんと『泥の河』の銀子ちゃんくらいか・・。かつてブームだったトレーシー・ハイドにもそれほど萌えなかったし、『リトルロマンス』のころのダイアン・レインもそれほど好きにはならなかった。ダイアン・レインは今のほうがいいなあ。
なにはともかく、『マイライフ・アズ・アドッグ』の感動を今ひとたび・・と期待してしまう『HACHI 約束の犬』でした。

by ssm2438 | 2009-09-05 14:54 | ラッセ・ハルストレム(1946)


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