西澤 晋 の 映画日記

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2011年 04月 21日

テロリスト・ゲーム(1993) ☆☆☆☆

f0009381_1415294.jpg監督:デヴィッド・S・ジャクソン
原案:アリステア・マクリーン
脚本:デヴィッド・S・ジャクソン
撮影:ティモシー・イートン
音楽:トレヴァー・ジョーンズ

出演:ピアース・ブロスナン
    アレクサンドラ・ポール

     *     *     *

またまたマイナー映画『テロリスト・ゲーム』(原題:Death Train)。実はニシザワ、この映画えらく好きなのである。 30代の前半東京ムービーが陣取る新井薬師に住んでいたのだが、そのとき入ったビデオ屋に「店長おすすめ!」のタグがはられていたのがこの映画。いやあ、実に期待せずにみたが面白かった。原作は アリステア・マクリーン『ナバロンの要塞』『荒鷲の要塞』『黄金のランデブー』『軍用列車』…etc、戦争ベースのあるミッション遂行させる派とそれを妨げる派の男臭い鬩ぎあいもので有名。願わくばアリステア・マクリーン&ジョン・フランケンハイマーでなにか傑作ものをひとつ撮ってほしかった。ただ、アリステア・マクリーンものが市場で成功した例はほとんどなく、この『テロリスト・ゲーム』もその例外ではない。ただ、B級好きにはどうやらハマる作品らしい(笑)。ま、私自身がそれほどB級好きではないのだか、B級の出来のいい作品ってのはやっぱり憎めない魅力がある。

主役は5代目ジェームス・ボンド で有名な、ボンドをやる前のピアース・ブロスナン。確かによかったのである。というか、主人公の記号として実にそのまんまだったのである。この時代、B級もののアクション主人公といえば、ピアース・ブロスナンというイメージだったのだが、実にボンド役にはぴったり。そう思ってたらなってしまった(苦笑)。
この『テロリスト・ゲーム』の1作目のあとボンドに就任、『テロリスト・ゲーム』の主人公のイメージをそのまま引き継いだのだが、その数年後に発表になった『テロリスト・ゲーム2/危険な標的』では、ボンドとイメージがかぶり過ぎるということなのか、ヒゲをはやしたキャラとして登場してきた。うむむ~~~、『テロリスト・ゲーム』ファンとしてはちょっと納得行かないものが合ったなあ。

そして、ピアース・ブロスナンよりも遥かにこのドラマに影響力をもっているキャラがサブリナ役のアレクサンドラ・ポール。いや~~~、お懐かしい。遠い昔『アメリカン・フライヤーズ』で健康的なオッパイをみせていただいてすっかりファンになり、その後は『800万の死にざま』で 無惨に殺され、その後『ドラグネット・正義一直線』のヒロインとして登場、しかし映画的にはあまりにインパクトなく、彼女の最初で最後のヒロイン役かと思われたその作品も大失敗。そのご彼女をみることなどないのかと思っていたならなんと、こんなところで再会できるとは思いませんでした。いや~~なつかしゅうございました。
映画のなかのサブリナという女性もとってもチャーミング。オリンピックでの射撃のメダリスト、数ヵ国語をあやつり頭脳鮮明。多分ピアース・ブロスナンより物語の重要な機転機転で正確に対処しています。サブリナがいなかったらこの物語は成立してないのです。アレクサンドラ・ポールが一番輝いていた役所ではなかったと思います。というわけで、この世の中に数少ないアレクサンドラ・ポールファン必見のアレクサンドラ・ポールアレクサンドラ・ポールによる、アレクサンドラ・ポールのための映画です。
頭はちっちゃいく頭身的にはシャーリズ・セロンと同じなのですが 身体はすごい。肩幅く、ワークアウトとのたまもので脂肪はほとんどなく筋金入りの筋肉、ヌードの写真集だしてほしいです。デッサンの勉強用に買いますよ。この物語はまだ、そんな彼女ががいがしワークアウトに励む前なのかな?一番良い頃ではなかったでしょうか。映画の中からも感じられる彼女のがんばり感、一生懸命感がとっても伝わって来ます。


物語りはというと‥‥、
米ソ両国の冷たい戦争が終わってしばししたのち世界、以前の冷戦状態のほうが望ましいとロシアの極右軍人がドイツで核爆弾を製造、それをイラクへと陸路輸送する話。
この陸路っていうのがとってもいい。爆弾は鉄道にのせてイラクへ。爆弾を運ぶ側にしても、ちょっと切り替えポイントをいじくられればそれで終わりの可能性大、そんなハンディを背負っての輸送。ゆえに列車には人質がとられ、犯人サイドかrなお要求が通 らなければ人質がひとりひとり殺されて行く。いや~~、鉄道モノっていいですね。移動する限定去れた世界。道すがらが決まっているので手が出せそうなものだけど、その手をださせないための手段がいろいろ。実に事件の設定がアナログで良いのです。

そして、この物語の数年後続編が登場『テロリスト・ゲーム2/危険な標的』、こんどは北朝鮮相手。さすがに2作目はちょっとコミカル感/B級度が増した感じでイマイチだった。しかし、これはこれでそこそこ楽しい。そしてサブリナ@の一生懸命さもやはりここでも発揮されててどうにもアレクサンドラ・ポールファンいはたまらない映画。
このシリーズは、電子工学的にあまりにも進み過ぎてた007シリーズとくらべて、まだアナログ感覚がのこった70年代~80年代の007を見るような そんな楽しさがあるのです。

私のなかでは、007ってこういうふうに作ってくれたら面 白いのになあ‥‥って思わせてくれる、もう一つの007映画っていう気がします。というわけで、アレクサンドラ・ポールファンの以外の方でも、アナログ感のある007が好きだった方はちょっと試しにみてもいいかもって思います。けっこう気に入ると思います。

アレクサンドラ・ポールの若かりし頃
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by ssm2438 | 2011-04-21 01:36


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