西澤 晋 の 映画日記

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2009年 03月 11日

御用牙 かみそり半蔵地獄責め(1973) ☆☆

f0009381_11462355.jpg監督:増村保造
原作:小池一雄
    神田たけ志
脚本:増村保造
撮影:宮川一夫
音楽:富田勲

出演:勝新太郎
    西村晃
    小松方正
    黒沢年男
    稲野和子
    相川圭子

        *        *        *

いやはや、痛快娯楽時代劇とはこのことだ。このくらいやってしまうと楽しいだろうなあ。実に突き抜けてる。勝新太郎演じる半蔵、悪人を捕らえるためなら武家社会の上下関係などお構いなし。御用のためにひたすら突っ走る。オープニングでは自分の一物をこん棒で叩いて鍛えてるし、そのあと米俵にその一物を突っ込みエッチの練習(?)・・、いやはやどこまでやるの、この映画は??って感じ。

江戸北町奉行所同心・板見半蔵(勝新太郎)は、水車小屋上半身裸の女性の死体を発見する。膣に指をいれてみると血がべっとり、どうやら“子おろし”をしたあと出血多量で死んだらしい。その女は駿河屋の娘お町で身持ちの硬い娘だったが、海山寺という尼寺にお茶、お花を習いに通っていたという。尼寺は寺社奉行の管轄、町奉行所の管轄ではないがそんなことはおかまいなし、半蔵はお町の棺おけに代わりに忍び込み、夜になると墓の中から白装束で現れる。
その茶室では、住職の如海尼(相川圭子)が豪商たちを集め、全裸の女を囲んでせりを行っている。せりに勝った男はその女を柱にしばりつけ、鞭打ってサディスティックな欲望を満たす。その現場に踏み込む半蔵。
逃げ回る豪商たち。半蔵は壁の向こうでそれを楽しんでいた男をみつけるが取り逃す。
捕えた如海尼を拷問部屋に連れ帰ると裸にして縛り上げ石を抱かせる。それでも口をわらない如海尼。ならばと天井からつるし上げ、自分の一物のうえに上げたり下ろしたり、
「あの頭巾の男は誰なのか言え、言わねばやめるぞ」と陵辱責め、「ああやめないで」と口をわる女(苦笑)。

・・・・万事がこの調子。
悪党は女を裸にし、犯し、男を殺す。勝新太郎も女を裸にし、犯し、悪人を捕らえる。まさに勝新太郎のおれ様映画である。・・でもそこそこ面白い。

by ssm2438 | 2009-03-11 10:13 | 増村保造(1924)


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