監督:エミール・クストリッツァ
製作:カール・バウムガートナー
脚本:ゴルダン・ミヒッチ
撮影:ティエリー・アルボガスト
出演:バイラム・セヴェルジャン
スルジャン・トドロヴィッチ
ブランカ・カティッチ
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当時「この映画、おもしろいよ」っていわれて見たのだけど、とにかくつまらない。どたばたのテンポの悪さと、センスのなさが際立ってるって感じだった。人によっては「突き抜けている」と言うかもしれないが、私からみるとただ無責任なだけのどたばた。同じ突き抜けてるやりすぎ監督
増村保造だったら、突き抜けてそれを行ってしまったらどうなるのか、ってことを考えて、覚悟して突き抜けるから燃えるのだけど、このバカ監督はただどたばたやってるだけ。非常おおおおおおおおおおおおに質が低い。<無責任>を起動することにあこがれている人だけが好きになれる映画。覚悟を決めて行動などで着ない、しかし無責任にもなれなくて普段はなにも出来ない、そんな甲斐性なし人間限定のストレス解消映画ってことですね。
そのむかしこの監督の
『パパは出張中』って映画をみたのだが、テンポが悪くてひたすら退屈だった覚えがある。それなりに評価されてる映画らしいが、よっぽど人間性の乏しい人が選んだのだろう。