西澤 晋 の 映画日記

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2009年 05月 18日

モンタナの風に抱かれて(1998) ☆☆☆☆

f0009381_21402922.jpg監督:ロバート・レッドフォード
脚本:エリック・ロス
    リチャード・ラグラヴェネーズ
撮影:ロバート・リチャードソン
音楽:トーマス・ニューマン

出演:ロバート・レッドフォード
    クリスティン・スコット・トーマス
    サム・ニール
    ダイアン・ウィースト
    スカーレット・ヨハンソン

        *        *        *

はじめてスカーレット・ヨハンソンみた作品。いや~~、この子絶対いつかブレイクするって思ったけどブレイクしちゃいましたね。当時のスカーレットは雰囲気があり、目はきりりとして、唇は愛らしく、鼻も意思が強そうだった。彼女、ぜったい髪染めないほうがいいと思うのだけど。最近の彼女をみるとシャローな雰囲気にみえてあまり好きではないなあ。

ロバート・レッドフォードの監督作品はどれも好きなのだけど、やっぱり本人が出ないほうがいいかな。この映画みたいに本人が顔出しちゃうと、自分に酔ってるのがなんとなく伝わってきてしまうのでそれがちょっと嫌な感じがした。でも、ドラマ的には文句なく一級品のヒーリングムービーに仕上がってます。この人の映画はほんとに繊細な感覚でつくられてるので感心してしまいます。

f0009381_21405075.jpg<あらすじ>
13歳の少女グレース(スカーレット・ヨハンソン)は乗馬中に交通事故にあい、友人は死亡、愛馬のピウグリムは安楽死をもとめられるくらいの重態、本人も右足を切断という悲劇にみまわれる。いきなりの壮絶な展開なのでけっこうどぎもを抜かれた。

ニューヨークで雑誌編集長として活躍しているグレースの母親アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は、娘の心を回復させるにはピルグリムの全快が必要だと考え、モンタナで馬専門のクリニックを開業しているトム・ブッカー(ロバート・レッドフォード)の元へ馬をおくることにした。
編集社でもいつもそうなのだろう、アニーの強引な態度に嫌気がさすトムだが、馬の主人であるグレースが協力するならばという条件つきでピルグリムの治療を引き受ける。「馬にささやく人」と呼ばれるトムの自然に逆らわない優しく誠実な治療法により、ピルグリムは徐々に回復し、グレースも少しずつ笑顔を取り戻していった。
トムにかかるとすべての人が心穏やかにかわっていくらしい。馬も、少女も、アニーも。最初はかなり神経質で強引だったアニーもやさしさをとりもどしはじめている。
レッドフォードの映画というのはこういうメンタルな部分の演出が恐ろしく繊細で上手い。

弁護士の夫ロバートがニューヨークからやって来た。ロバートはすっかり元気になった娘の姿を見て、トムに心から感謝するが、アニーはそんな夫を見ているのがつらかった。やがてピルグリムはグレースを背に乗せ、歩けるまでに回復する。そろそろモンタナを去る時が来たようだ。ロバートはアニーのトムに対する感情に気づいており、すべてを彼女の決断にまかせることにした。アニーは夫と共にニューヨークに帰っていくのだった。
アニーとトムの恋愛劇が多少あるのだが、これはどうだったのか・・。トムを仙人として描きたくなかったのか、観客へ対する媚だったのかわからないが、このあたりは削ってもうすこし短くまとめられたのではと思ったかな・・。

by ssm2438 | 2009-05-18 20:45 | R・レッドフォード(1936)


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