2008年 12月 19日
監督:ゲイリー・フレダー 脚本:デヴィッド・クラス 撮影:アーロン・シュナイダー 音楽:マーク・アイシャム 出演:モーガン・フリーマン アシュレイ・ジャッド * * * ワイラーの『コレクター』は蝶を集める男が、自分を理解して欲しいが為に一人の女を監禁した話。こっちの『コレクター』(原題キス・ザ・ガールズ)は女を集める男がエッチしたいがために女を集めた話。お話としてはあまりに一般的な話なのでそこは知れてるのだが、ひとつだけポイントあり! コレクター心理として「これはこんなに集めてるんだよ」ってのを誰かとシェアできると嬉しい!という心理。このお話では、捜査の方向性を惑わすひとつのトリックとして、同じ趣味をもつ二人の犯人という要素をいれこんでいるのがちょっと目新しい。 確かに喜びというのは一人では喜べない。誰もいないトラックで100メートルの選手が自動計測の時計で世界記録をだしても嬉しいけど誰かとそれをシェアできならいなら、むなしいだけ。これが世界記録でなくてもオリンピックで1位になれば、世界中の人とそれをシェアできる。喜びというものはシェアなくしては実感できないもの。 その昔東芝日曜劇場の『お嫁に行きます』ってドラマを見たとき、矢崎滋のこんな台詞があったの思い出した。 「一人でさめざめと泣くことは出来ます。 僕、そういうのけっこう得意なんです。 でも、大声でははははははと笑うことは・・・」 <あらすじ> ノースカロライナのダーラムでは、8人女性が行方不明になっており、その内の2人は残酷に殺害されていた。被害者はすべて十代後半から二十代前半の地域の大学生。ワシントンDC警察の犯罪心理学の専門家アレックス・クロス(モーガン・フリーマン)は現地に飛ぶ。クロスがダーラムに到着した時、3人目の犠牲者が山中で死体で発見された。丁度誘拐されて行方不明になっていた女性の一人が殺害されて発見され、クロスはダーラム警察の捜査官であるラスキンとサイクスと共に現場へ向かう。 美人で才能豊かなインターン、ケイト・マクティアナン(アシュレイ・ジャッド)が自宅から誘拐され洞窟のような場所に連れて行かれる。同じ洞窟の別の部屋に、多くの女性が囚われていてその中にはクロスの姪のナオミもいた。しかしケイトハは犯人のすきをつき逃走し、河に落ち奇跡的に生還した クロスはケイトに注射されていたシストールという薬品の大量購入者を突き止める。彼はダーラムの大学を卒業したウィリアム・ルドルフというカリフォルニアの形成外科医だった。ルドルフを捕捉するため、クロスはケイトを伴ってロスへと向かう。ルドルフの秘密の手術部屋には、もう一人の犯人と思われる記事が張られていた。クロスは「ルドルフともう一人の犯人は、協力し合い、競い合っている」と推理する。 このあとドラマは、ノースカロライナ女性たちの監禁場所が発見され、そこに来ていたルドルフも捕り物劇の最中に射殺される。しかしケイトを監禁した犯人はとりのがしてしまう。やがて犯人の正体をつかんだクロスはケイトに危険が迫っていることを察知し彼女の自宅に向かうが、すでに犯人はそこに到着してた・・。 きわめて普通な話でした。アシュレイ・ジャッドがみられたからいいや・・って感じでしょうか。
by ssm2438
| 2008-12-19 10:54
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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