西澤 晋 の 映画日記

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2008年 12月 23日

恋する遺伝子(2001) ☆☆

f0009381_1321360.jpg監督:トニー・ゴールドウィン
脚本:エリザベス・チャンドラー
撮影:アンソニー・B・リッチモンド
音楽:ロルフ・ケント

出演:アシュレイ・ジャッド
    グレッグ・キニア
    ヒュー・ジャックマン
    マリサ・トメイ

        *        *        *

タイトルのセンスはいい! 本編のエッセンスを投影してないとしても。原題は『サムワン・ライクス・ミー』。私を好きな人がどこかにいる・・みたなニュアンスか・・・。
しかしこの映画きわめて普通の出来。とりたてて見るべきものはなかったかな。アシュレイ・ジャッドマリサ・トメイ、私の好きな女優さん二人も出てるしたまには可愛いアシュレイもみてみたいなって思って借りたのだけど・・・。

この物語、アシュレイ・ジャッドふんするジェーンが、失恋の痛手に「雄牛は二度と同じ雌牛と交尾しようとせず、常に新しい雌牛を求める」という記事をみつけ、同じように動物の生殖器的法則をみつければ、人間の恋愛にも同じ性質がみられるのではないかと考える。その結果を匿名の生理学者といつわってマリサ・トメイが編集をしている雑誌に掲載。それが一躍話題になる・・という話だけど、どうもそこでかたられる法則というのが真実とはちがうようなきがする。
形式的な真実というのがある。この世の中には真実がみえないから、あるいはそれが見えてもあからさまにみとめたくないからという理由などで、真実とはちがう世間的な統一見解みたいなもの。それはいうなれば真実をみつめないための妥協なのだけど、それをこの物語であたかも真実のようにとりあつかっているからシャローにみえる。
これが『アリーマイラブ』みたいにきちんと男性・女性の恋愛心理を切り込んだ物語だったらとてもおもしろければすごく説得力のあるドラマになるのに、このシナリオにはそれがまるでない。ひまつぶしにはなるが、それだけの映画。どこかにベスト・オブ・アシュレイ・ジャドの映画ないですかねえ。やっぱり『サイモン・バーチ』

by ssm2438 | 2008-12-23 12:32


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