西澤 晋 の 映画日記

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2008年 12月 24日

乱気流/グランド・コントロール(1998) ☆☆☆

f0009381_1434132.jpg監督:リチャード・ハワード
脚本:マーク・シェパード
    ロバート・モアランド
撮影:ヘナー・ホフマン
音楽:ランディ・ミラー

出演:キーファー・サザーランド
    ブルース・マッギル
    ケリー・マクギリス
    ロバート・ショーン・レナード
    クリスティ・スワンソン
    マーガレット・チョー

        *        *        *

最近のタイトルは『キーファー・サザーランド IN エアポート24時』となっている。なにか勘違いしそうなタイトルだ。

管制官モノというジャンルがあるかどうかわからないが、あってもこれと『狂っちゃいないぜ』の2本くらいしかないようなきもするが・・、しかし、以外に面白かった。ちょっとしたひろいものだ! ちなみにここに登場するのは飛行場の管制塔の管制官ではない。ここで描かれているのはその空港までに誘導する管制官の話。
映画は恐ろしく安上がりの映画だ。管制センターのセットだけあれば、あとはほとんどいらない。飛行機の機内は、機内とコックピットだけセット作ればいいし、おりてくる飛行機は空港にいって撮って来ればいい。そんな状況の中で、それぞれの管制官の性格を表現しつつ完成業務を遂行する様をみせている。

舞台はフェニックスの〇〇空港の地上管制センター。もうすぐ年が明けるという大晦日の晩、フェニックスの管制センターは大混雑していた。嵐がちかくまできているというのに、所長のケリー・マクギリスは50便も追加で処理する安請け合いをしてしまった。現場チーフのブルース・マッギルは今夜だけ助けてくれということでキーファー・ジャック・サザーランドに現場にでてくるように要請する。
ジャックは5年前に自分が担当していた機が墜落したのを機に、そのプレッシャーにたえられず現場をはなれてい、今は航空管制ゲームを作るスタッフになっていた。一日だけということで現場にでてみると、メインも似たには無数の点々。現場には自分は有能だと思ってる(実際そうらしいが)ロバート・ショーン・レナード、新人のクリスティ・スワンソン、アジア系のマーガレット・チョーなど個性豊かなメンバーが飛行機の点々を裁いている。しかし、老朽化した管制センターの設備は演出的には都合よくショートしたり、停電を越したり、しっちゃかめっちゃか。さすがに5年ものブランクがあるジャックはしばしサポート役に徹しいていたが、新人のクリスティ・スワンソンがテンぱってると、適切な指示で問題を解決し、ジャックここにありをみせつける。
しかし、そんなジャックでもやっぱり数をこなしているうちに過去の事件が思いださて言葉が出なくなる。すかさずロバート・ショーン・レナードがフォローに入る。誰かがヘタるとすぐ休んでいた管制官が変わる。多分かれらのなかではそういうことは当たり前なのだろう。
そしてまた停電。何も出来ない管制官のなか、ジャックは俄然存在感をしめす。この空港ではもう裁けないと判断すると、各機の残存給料から判断して別の空港に着陸してもらう段取りをすみやかに取る。忍耐強くまっているとなんとかコンピュータ回復。下ろせるものはフェニックスに下ろした。最後の一機をのこして全部着陸させて手の空いたスタッフは帰っていくが・・最後の一機は落雷で無線もコンピュータもつかえない。しかたなく無線が回復するまで携帯で管制センターと連絡。操縦桿がつかえなくても左右のエンジンのパワーの上げ下げデ方向は変えられると主張するジャック。モニタ画面が死んでても脳内モニタで機の場所を空港の場所を判断、速度の旋回時間から適切に盲目機をフェニックスに誘導、無事着陸させるのであった。

・・・いやいやいやなかなか素晴らしいシナリオ回し。
やっぱりそのものを見せるのでなく、こういうイマジネーションだけで事を展開していくドラマってのはいいですな。多少安上がりないきあたりばったりの展開ですが(こんなに停電が書中あるんだったらフェニックスの空港なんかぜったい降りたくない)実に面白い映画になってました。
パチパチパチ。

by ssm2438 | 2008-12-24 01:36


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