監督:ランド・ラヴィッチ
脚本:ランド・ラヴィッチ
撮影:アレン・ダヴィオー
音楽:ジョージ・S・クリントン
出演:シャーリーズ・セロン
ジョニー・デップ
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なんじゃこりゃあああああ!? まったく、これじゃなにがなんだかわかんない。でも・・・・・もしかしたら『ノイズ2』があったら、その序章としてそれなりにおもしろいんじゃないかなって思ってみる。本人は作るきあったんじゃないんでしょうかね。これで終わりってのはいかんとも理解しがたい。
お話は・・・、NASAの任務から帰還した夫(
ジョニー・デップ)はなにか怪しい。確かに見た目は彼だが中身はなんか違う気がする・・。そんなことを思うシンシア(
シャーリズ・セロン)。どうやら夫な宇宙人にからだをスナッチされたようだ。しかし自分の体内には子供がいる、それも二人も。夫は死に、子供は生まれた。宇宙人と地球人のハーフ。
・・・・それから18年後、とかはじまったらけっこう面白そう。
片方は地球を支配しようとする宇宙人魂の継承者、もう一人は地球人なんだけど、宇宙人の力を持つ地球人魂の継承者。二人は互いにいたわりながら、そして反発しあいながら、徐々に大人の階段を上っていく・・。そして・・・。みたいな話だとどうなるんでしょうねえ、見た人が勝手に想像するにはこっちの勝手だから。
・・・でも、これだけだと実につまらない映画だった。雰囲気はいいのに話の求心力があまりになさすぎる。どこへいくのかもわからないドラマについてきてくれる人はかなりの慈善家だ。シャーリーが美しくなかったらもだれもついて切れくれなかったと思う。でついてきた観客をあっさり裏切って、そこにはなんの方向性もありませんでしたって終わりやがった。ひど。。。