西澤 晋 の 映画日記

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2009年 01月 01日

ダーティハリー2(1973) ☆☆

f0009381_17113926.jpg監督:テッド・ポスト
脚本:ジョン・ミリアス
    マイケル・チミノ
撮影:フランク・スタンリー
音楽:ラロ・シフリン

出演:クリント・イーストウッド

        *        *        *

『ダーティ・ハリー』のシリーズのなかでは異色作。
ハリーのイメージは、煩わしい管理社会の中、犯人逮捕(生死にかかわらず)を実行する主人公というイメージだが、このシリーズ2作目だけは立場がちょっと逆転している。

通常の手続きではもう処理できないと考え白バイ警官たちが仕事人チームを結成、法の目をかいくぐる組織の大物や悪党どもを闇で仕留める仕事をしていた。その事件を追うことになったハリーだが、徐々に犯人は警察内部の白バイチームだと気付き始める。一度は彼らもハリーに仲間に入ることを申し出るが、ハリーは「警察が司法までこなすようになったらどうなる?」とこれを拒否。するとこどはハリーやハリーの相棒まではそのターゲットとなる。

映画の前半ではマグナム44が原題(「マグナムフォース」)どおり活躍するが、最後の白バイチームとの対決ではこれを失い、武器がないところでどう戦うかというのが見せ場となっている。・・がしかし、これが『刑事ジョンブック』だったらこれでいいかもしれないが、ハリー・キャラハンというキャラクターにはちょっと似合わないかな。カタルシスという点においてはちょっと地味な出来になっている。
・・・がこのシリーズを離れて、ひとつの刑事ドラマとしてみた場合はこのシリーズ2作目が一番面白い。この2作目が一番好きという人もおおいはずだ。

シナリオはジョン・タカ派・ミリアスと、マイケル・ロシアンルーレット・チミノである。すごい組み合わせだ。

by ssm2438 | 2009-01-01 10:40


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