監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
撮影:アンドリュー・レスニー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ
エイドリアン・ブロディ
ジャック・ブラック
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ピーター・ジャクソンの熱い想い入れだけは感じた。
しかし・・・、正直だれたかなあ。この映画のだれだれ要因のひとつは、<ショッカーの戦闘員は仮面ライダーが変身しているとき攻撃してはいけない>の法則、または<シュリの弾は主人公に当たってはいけない>の法則。
にぎやかしの演出が度を過ぎると、主人公たちだけ避けてるあざとさが見えてしまうので、それはやめようよ・・っていう現場の人のための戒め法則なのだけど、この映画ではそれをばんばんやってます。おかげで最初のうちはまじめに緊張したり怖がったりしてるのだけど、途中から感情移入してるのがアホくさくなってきて、もういいやって感じなってしまう。これがこの映画の一番の欠点。
オリジナルはみたことないのだが、
ジョン・ギラーミンの
『キングコング』では、島でのコングの戦う相手を巨大な蛇にしてたのだけど、そんなふうなのがよかったなあ。さすがにもう恐竜はみあきてるのでゲップがでそうだった。
とはいえ、アンとコングのやりとりはとっても新鮮でよかった。最近
ナオミ・ワッツはとてもいい感じに成長してると思うが、どっかでもっとビックになれる映画にであってほしいものだが、なんかトラッシュな女優でおわるかもしれない。