西澤 晋 の 映画日記

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2009年 07月 08日

フェノミナン(1996) ☆☆☆

f0009381_665858.jpg監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ジェラルド・ディペゴ
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:エリック・クラプトン
“Change the World”

出演:ジョン・トラヴォルタ
    キーラ・セジウィック
    フォレスト・ウィッテカー
    ロバート・デュヴァル

        *        *        *

『アルジャーノンに花束を』スタイルの話です。とはいえ、このストーリー展開にするどれもいい話になてしまう。他にもペニー・マーシャル『レナードの朝』(1990)もアルジャーノン・ストーリー。
この物語では、脳腫瘍が原因で一時的に天才になってしまう主人公、したがって最後は死んでいってしまう。

監督は『あなたが寝てる間に・・』『クールランニング』ジョン・タートルトーブ。無難に演出する人かな。大当たりもないけど大外れもないひと、しいていうならこの映画は大当たりかも。ツボにはまる人は泣けます。

田舎町の主人公が独身男性で、つねに付き合っている彼女がいるわけではないのだけど、あこがれている人はいる。いつも父親代わりになってくれる人もいる。そういった、家族じゃなけど、家族のように接してしてくれる人たちがいる。最初は超人的な能力を発揮するのだけど、それを周りに人たちはだんだんと不安視するようになってくる。そのときに帰っていける場所があるってことが素敵なのだろうな、この映画は。
このへんを見てると『レザレクション/復活』をおもいだす。

<あらすじ>
カリフォルニア州の田舎町ハーモンで自動車整備工場を経営するジョージ(ジョン・トラヴォルタ)は、家具アーティストのレイス(キーラ・セジウィック)に片思い。
そんな彼は気さくな人柄から町中の人々に愛されている。そして彼の誕生パーティの帰り道、彼は不思議な光を前身に浴びる。その時から彼のなかで何かが変わった。むさぼるように本を読み、次々に画期的なアイディアを披露。ジョージ自身、自分のあまりの変化に不安を感じ、父親代わりの医師ドク(ロバート・デュヴァル)に相談する。それだけで終わらない。ある日、レイスと森を歩いていると地震を予知し、これが本当におきてしまう。地震学の博士が彼を訪ねてくる。ドクからポルトガル語の通訳が必要だとの呼び出しがあれば、わずか20分でポルトガル語をマスターする。食中毒で苦しむポルトガル人の老人から同じ症状で苦しむ行方不明の孫を捜してほしいと頼まれて居所を突き止め、少年は無事に保護された。
だが、ジョージの不思議な能力を知った町の人々は彼を恐れ始める。お遊びで解読した軍の暗号が元でFBIに拘束され監視を付けられたジョージは、孤独と不安から家に閉じこもる。
そんな時、レイスが彼を訪ね、伸び放題の髪を切り、髭を剃ってくれた。

ほとんどこの散髪のシーンがこの映画のすべてといっていいかもしれない。『髪結いの亭主』といい、この映画といい、散髪のシーンってのは色っぽいものですね。

間もなく、再びあの光を見て倒れた。彼の脳には腫瘍があり、その刺激によって脳の活動範囲が広げられ、彼を天才に変えたことが判明。だが、腫瘍は確実に死をもたらす。研究のため、危険な延命手術を施そうとする医師たちの手を逃れて彼は病院を脱走。レイスと結ばれたその夜、静かに息を引き取った。

いやあ、泣けます。けっこううるうるきます。

by ssm2438 | 2009-07-08 05:30


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