西澤 晋 の 映画日記

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2009年 07月 09日

未来惑星ザルドス(1974) ☆☆

f0009381_6522269.jpg監督:ジョン・ブアマン
脚本:ジョン・ブアマン
撮影:ジェフリー・アンスワース
音楽:デヴィッド・マンロー

出演:ショーン・コネリー
    シャーロット・ランプリング

        *        *        *

胸毛もじゃもじゃショーン・コネリーの男性ホルモン満載映画。
しかし、映画自体はそれほどたいしたことはない。やっぱりジョン・ブアマンだとイマイチ本質に迫るちからはないかな。あくまでゲリラ的なアプローチでみせる異能監督。撮影監督はなんとあのジェフリー・アンスワース『テス』『2001年宇宙の旅』などアカデミー撮影賞もかなりとってる巨匠の撮影監督。私も『テス』の画面は大好きです。

この物語の舞台となるのはボルテックスと呼ばれるコミューン。なんとそれは1990年に誕生したらしい(おお、もう過ぎてしまってるではないか!!)。そこは、20世紀末の最高の科学者と知識人が高度な頭脳と技術を結集して作りあげた理想郷。エターナルズ(永遠の人たち)と呼ばれるそに住人たちは年をとらず、霊を基盤とする生活を営み、性欲はなくなっていた。そこにも異分子がいた。永遠の生命に耐えられなくなり、痴呆状態で生き続ける恍惚人間たちと、思想的な罪を犯した罰により老人にさせられた人たちだった。ボルテックスと外界とは眼に見えない壁で仕切られていて、何者もボルテックスに侵入することは出来なかった。

f0009381_6524159.jpg<あらすじ>
ボルテックス誕生から300年経った2293年。外界は荒涼たる別世界で、そこには人類の生き残りが獣のような最低の生活を営んでいた。彼らはボルテックスに住む人たちのために耕作をする奴隷であり、無制限に繁殖することは許されず、定数をオーバーした場合、エクスターミネイターズ(撲殺者)と呼ばれる男たちによって狩られていた。そして外界の空中には巨大な首の形をした神像ザルドスが飛んでいた。

エクスターミネイターズの隊長ゼッド(ショーン・コネリー)は、ザルドスを操っているボルテックスの秘密を暴く決意をする。ザルドス内に潜入したゼッドはボルテックス潜入に成功した。しかし彼の眼に映ったボルテックスは、理想郷ではなく、永遠の生命と引きかえに人間性を喪失していた失楽園だった。かくてゼッドは、ボルテックスの人々を解放するために立ちあがった。エクスターミネイターズは年老いたエターナルスたちを射殺していく。「やっとしねる~~~」と喜びに満ちて死んでいエターナルズ。たちまち周囲は血の海となり死体の山が築かれていく。コンスエラ(シャーロット・ランプリング)とゼッドはザルドス内に逃げ込み、数ヵ月後、コンスエラが赤ん坊を生んだ・・。エターナルズとしてはjめての出産であった。

変な映画なので一見の価値はあるかもしれない。
・・・が、底はけっこう浅いぞ。

by ssm2438 | 2009-07-09 06:13


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