西澤 晋 の 映画日記

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2009年 06月 10日

リディック(2004) ☆☆

f0009381_23141196.jpg監督:デヴィッド・トゥーヒー
脚本:デヴィッド・トゥーヒー
撮影:ヒュー・ジョンソン
音楽:グレーム・レヴェル

出演:ヴィン・ディーゼル
    ジュディ・デンチ
    コルム・フィオール
    タンディ・ニュートン
    ニック・チンランド
    カール・アーバン
    ライナス・ローチ
    アレクサ・ダヴァロス

        *        *        *

『ピッチブラック』(2000)で脇役(準主役ともいい)だったリディック(ヴィン・ディーゼル)を主役にしてつくられた映画。SF(サイエンス・ファンタジー)冒険活劇というところなのかな。SF=サイエンス・フィクションだと思ってるひとにはあんまり燃えない普通のアクション映画。お金をかけたB級映画という印象。

この映画の問題点は、庶民の生活があまりに描かれなかった点だろう。ネクロモンガーがこんなひでえことしてるんだよ、ネクロモンガーの悪政のために人々かこんなに苦しんでいるんだよってのを描かずに、物語が展開しているのでお前ら勝手に喧嘩してろって気になってしまう。
南海のどっかの島でゴジラとエビラが戦っていても、「おまえら勝手にそこで喧嘩してろ」って気になるのと同じ。これが東京湾で、貨物船やらフェリーやらタンカーやらコンビナートやらを壊しながら喧嘩してくれたら少しは見る気になるんだけどな・・って感情。
ドラマ作りで大切なのは、なにか特別なものを描こうとしたら、その反対、つまり普通なものをきちんと描かなければいけない。特別なものと特別なものがドンパチやっても、ただの絵空事になってしまう。
「それを描きたかったら、その反対側を描く!」・・ドラマ作りにおいてはこれが重要。

<あらすじ>
未来のどこかの星系、ロード・マーシャル(コルム・フィオーレ)率いるネクロモンガーがその勢力をのばしていた。氷の惑星でひっそりと暮らしていたお尋ね者のリディック(ヴィン・ディーゼル)だが、賞金稼ぎたちに追い回されヘリオン第1惑星に向かった。やがてネクロモンガー艦隊に攻撃され、リディックは脱出するが、賞金稼ぎに捕まってしまう。惑星クリマトリア二収容されたリディックは、かつてリディックに憧れていた少女キーラ(アレクサ・ダヴァロス)にであう。2人は他の囚人たちと脱出を図り、その行く手にロード・マーシャルの差し向けた司令官ヴァーコ(カール・アーバン)とピュリファイア(ライナス・ローチ)が立ちはだかる。いよいよリディックは、ロード・マーシャルと全面対決。戦いの中で危機に陥ったリディックをキーラが助けるが、彼女は殺されてしまう。そこから反撃に出たリディックは戦いに勝利し、ロード・マーシャルを殺したものが次の支配者になるおきてにしたがい、リディックがネクロモンガーのリーダーとして迎えられるのだった。

by ssm2438 | 2009-06-10 22:54


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