西澤 晋 の 映画日記

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2009年 06月 11日

盗まれた飛行船(1966) ☆

f0009381_3113515.jpg監督:カレル・ゼマン
原作:ジュール・ヴェルヌ
脚本:カレル・ゼマン
    ラドヴァン・クラートキ
撮影:ヨセフ・ノヴェトニー
    ボフスラフ・ピクハルト
音楽:ヤン・ノヴァク

出演:ミハル・ポスピシル
    ハヌジュ・ボール

   *   *   *

私はチェコ・アニメはだめかも・・・。
20年前くらい、アニメーターを始めてしばらくして友達から「チェコアニメ、おもしろいよ」といわれて見たのがこの映画。しかし・・・。実写とアニメを合成した手法なのだけど、張りぼてのなかでえんぎをしてる役者たちは中学か高校の学芸会みたいな感じ。全然はまれなかったのをおぼえている。
なにがダメな原因かということ、画面が説明でしかないということなのだ。画面から訴えかけるものがない。
これが絵だけで構成されていたら、それがすごい魅力をもっている絵なら感動もするだろう。これが実写だけとられた画面ならやはり感動する画面もあるだろう。しかし、ここでの絵はすべて説明なのだ。

そして大切なのは世界観の統一ということだと思う。
たとえばこれが全部アニメで出来ていたら、見ている人は、これはこういう世界のものを絵を動かして表現しているのだと理解する。つまりすべてのものを絵で描くことによって、その中に意がかれている世界観が統一されるので感情移入しやすいわけだ。これが、絵でかかれたものと、実写が一緒の画面にはいると、とたんに作為姓が表面化する。「作っている人の存在」が認識されてしまと見ている人は感情移入できなくなるものなのだ。

<あらすじ>
気球や人力飛行機が時代の花形だったころ、町にやって来たヤコフ(ミハル・ポスピシル)他2名の少年は気球にのり、持ち主のフィンディス(チェストミール・ジャンダ)を残して空に飛びたっていった。新聞社のカメラマンは、この事件を知って少年たちの家へ行ってみる。
少年たちが某国“空軍"に追われたり苦労している頃、町では、フィンデスが捜索に懸賞金を出したり、政府が対策会議を開いたり大変な騒ぎになっていた。少年たちは海上で暴風雨にあい孤島に不時着し、島内の探険に出かけた彼らは、そこでネモ船長とノーチラス号の基地らしい所を発見する。ビンに入れた手紙を海中に放ったりと、ベルヌのほかの小説に登場するキャラクターをさりげなくからませてある。海賊たちと戦い海底に捨てられた宝の箱等をとって戻ってきた子供たちは、政府のお偉方や億万長者とその娘カテリーナらの歓迎を受けるのだった。

・・はは、いかにもつまんなそうな話であった。。

by ssm2438 | 2009-06-11 02:45


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