主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。


by ssm2438

略奪愛(1991) ☆☆

f0009381_415366.jpg監督:梶間俊一
脚本:松田寛夫
撮影:木村大作
音楽:佐久間正英

出演:黒木瞳、古尾谷雅人、萬田久子

        *        *        *

木村大作もので都会を撮ったものはないかとさがしてたいらこれを見つけて、高いDVDを買った作品。黒木瞳のわかいころの体も拝見できました。でも、この人は歳とってもきれいですね。
しかし、肝心の木村大作画面のほうは・・・、もうひとつだったかな。降旗康男さんと一緒に仕事するととってもカッコいい画面になるのに・・・、これは監督の絵作りに関する知識の低さもあると思うのだけど、もうちょっと木村大作レンズをみせるシーンを考えてくれるとうれしかったのに。。。

物語はエイドリアン・ライン『危険な情事』の結末だけ逆バージョン。古尾谷雅人黒木瞳浮気して、徐々に彼の家庭に圧迫していき、最後は萬田久子を殺してしまうという話。いやはや、恐ろしい。でもこれは、ジャンル的には『アメリ』と同じカテゴリーだと思う。

<あらすじ>
高校時代の先輩白石由美(萬田久子)を頼って上京した落合妙子(黒木瞳)は、由美める設計事務所でインテリアデザイナーの水上康夫(古尾谷雅人)と知り合った。康夫が由美の婚約者である事を知りながらも、その愛情を押さえる事が出来なかった妙子は康夫に怪電話をかけてしまう。しかしそれを彼の同僚に目撃されてしまい、その翌日から妙子の消息は途絶える。
三年後、由美と結婚した水上康夫の前に再び妙子が現れる。康夫は自分に体をゆるしてくれる妙子の愛欲の罠にはまっていく。しかし、日を追って妙子は、妻以上に妻らしくふるまおうとする。その思い込みの激しさに怖さを感じはじめる康夫。そして妙子は、ついに康夫の家庭へと入り込んでいき、由美に自分と康夫との関係を話すのだった。康夫が仕事で家をあけているときに妙子があがりこんでくる。帰宅した康夫は異常な雰囲気を感じ、リビングルームに駆け込んだ。そこにはピンクのエプロンをつけ、康夫の服をたたんでいる幸せそうな妙子の姿があった。そして浴室には無惨に殺された由美が血まみれで倒れていた。

黒木瞳のヌードと木村大作の画面を期待してみた映画だったが、内容的にはいまひとつかな。せっかくインテリアデザイナーという職業なのだから、その会社の内装等、もうすこしお洒落にできなかったものかな・・。ただ、セットがあって役者が芝居して、それを撮ってるだけで、かっこいい画面の見せ方とか、お洒落なライティングとか、まったく発想にない・・という感じ。監督の想像力の乏しさにがっかりな映画だった。
by ssm2438 | 2009-02-01 02:05 | 木村大作(1939)