西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 13日

カプリコン・1(1977) ☆☆

f0009381_532231.jpg監督:ピーター・ハイアムズ
脚本:ピーター・ハイアムズ
撮影:ビル・バトラー
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演:エリオット・グールド
    ジェームズ・ブローリン
    カレン・ブラック
    テリー・サヴァラス

        *        *        *

世間ではアポロ11号の月着陸は偽装だったとい話が良く聞かれるが、そのものねたになったのがこの映画だろう。この映画は火星への有人飛行に挑んだアメリカだったが、実はそれを成功させる確信がなく、映画スタジオで撮影した映像をながして世間をごまかしたという話。今の時代になってもまだ火星への有人飛行は出来てないのだがからちと、話自体が現実味がなさ過ぎるかな。実際火星にいくとなると、地球と火星とがもっとも近くなる次期にあわさなければならない。それでも片道3ヶ月はかかるらしい。この話は・・ちょっとそういう意味での設定はいい加減なところがあうと思えた。

そういえばちょっとまえにディスカバリーチャンネルでアポロ11号の月面着陸はほんとに偽装なのか?という特集を組んでて、そんな撮影がほんとにできるのかということを検証していたが、あんな画面は地球上では撮影できないってことに落ち着いたらしい(笑)。儀創説のほうがいい加減すぎるよね。今の時代でも1/6の重力なんて誰も再現できてないのに。だいたいあの時代、宇宙を漆黒の闇で描けるセンスのあった人なんていたのだろうか。だれもが『スターウォーズ』の宇宙みたいに星の点々がいっぱいある宇宙しかイメージできなかった時に・・。宇宙はいつも昼だから星なんて見えないのだ。

そうはいっても、この映画はサスペンス物としてはそこそこ良く出来ている。監督は『2010年』『アウトランド』『破壊!』などのピーター・ハイアムンズ。私もけっこう好きな監督さんだ。というか、この人撮影監督あがりで、撮影主体の撮り方をする人という印象。

<あらすじ>
人類史上初の有人火星宇宙船カプリコン・1の打ち上げが目前に迫っていた。船内にはブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウィリス(サム・ウォーターストン)、そしてウォーカー(O・J・シンプソン)らが乗り組んでいる。発射5分前、突然カプリコン・1のハッチが開き、1人の男が乗組員3人を船外に連れ出し、ジェット機で連れ去った。そして5分後、カプリコン・1は無人のまま、宇宙へ向かって飛び立っていった。

3人を乗せたジェット機は砂漠のど真ん中にある小さな飛行場に着陸した。NASAのケラウェイ所長(H・ホルブルック)は3人の宇宙飛行士に重大な秘密を話す。カプリコン・1の生命維持装置に故障が発見されたが、我国の議会や世論を今一度宇宙計画へ目を向けさせるには、今さら計画の中止は出来なかった、という事実だ。
人は、さからえば家族の安全は保証出来ないという脅迫の中、格納庫にある火星表面のセット・ステージで世紀の大芝居を決行する。そしてそれが宇宙中継の形で、全世界にTV放送された。だが家族と3人の宇宙飛行士との交信の誤差がないことに疑問を持った新聞記者のコールフィールド(エリオット・グールド)は調査を始める。彼。
「火星着陸をやってのけたカプリコン・1は、大気圏再突入の際、事故で消滅する」というシナリオになっていることを知った3人の飛行士は「つまり我々は、このままここにいれば殺されるということだな」と理解し、脱出をはかる。三方に分れて砂漠を逃亡する3人。しかし、ひとり、またひとりと追っ手に捕まっていく。最後に残ったブルーベーカーにせまるNASAの追手だが、コールフィールドが彼をを助ける。大統領臨席の下、3人の宇宙飛行士の壮厳な葬儀が始まったその時、死んだはずのブルーベイカーが会場に現れるのだった。

by ssm2438 | 2009-04-13 04:28


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