西澤 晋 の 映画日記

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2009年 02月 01日

バルト(1995) ☆☆

f0009381_6244651.jpg監督:サイモン・ウェルズ
脚本:クリフ・ルビー
    エラナ・レッサー
    デヴィッド・スティーヴン・コーエン
    ロジャー・S・H・シュルマン
音楽:ジェームズ・ホーナー

声の出演:ケヴィン・ベーコン
       ブリジット・フォンダ
       ジム・カミングス

        *        *        *

スピルバーグの総指揮のもと『タイムマシン』の監督サイモン・ウェルズが監督した実話をもとにしたアニメ。出来はきわめて普通なのだけど、色使いに注目してほしい。というか、この映画に限らす、アメリカのアニメの色使いがとてもうまい。日本のアニメはついつい色数で勝負するが、無効のアニメはそれほどこった影やハイライトをいれまくるわけでない。

日本のテレビシリーズだとよく、背景にあわせキャラクターの色をかえるのだけど、それだと背景に溶け込んでしまいすぎる嫌いがある。この『バルト』では、キャラクターが背景にとけこまないように色をつける。キャラクターの奥が明るくても、キャラクターのイリイチは影にしたり、その反対にしたり、どこかの光源からのライティングを意識したりととバリエーションがすばらしい。
外国の劇場用のアニメって、背景になじませながら、背景に溶け込まない、ライティングを意識した色使いが実にうまいのだ。

<あらすじ>
1925年。アラスカ、北極に近い町ノーム。狼と犬の混血バルト(声=ケヴィン・ベーコン)は他の犬たちからいつも仲間外れ。飛べない偏屈者の雁ボリス(声=ボブ・ホスキンス)といつもつるんでいる。犬たちの注目の的はアラスカ犬スティール(声=ジム・カミングス)。彼の犬ぞりチームが3年連続でレースに優勝している。

町ではジフテリアが蔓延、治療のために必要なワクチンが吹雪で運べない。唯一の方法は最果ての駅ネナナからは犬ゾリではこぶというものだった。その仕事はスティールの犬ぞりチームに託された。ところが、猛吹雪で彼らは道に迷い、立ち往生。雪の原野に助けに出たバルト。道案内を申し出るバルトだが、スティールは先導犬の座は譲らないと襲いかかる。・・が勢い余ってワクチンをのせたソリと共に谷底へ。
なんとかそのソリを引き上げるバルト。バルトが先頭にたち犬たちを誘導していくがくる時つけたはずの道しるべが判らない。谷から先にはい上がっていたスーティルが先回りし、妨害していたのだ。
疲労している犬たちはなだれに押し流れ、ソリがたち底に落ちるのは食い止められたが、バルトがおちてしまう。機をうしないつつあるバルトのそばに純白の狼がいた。自分の中に流れる荒ぶる狼の血を思い出し、勇気づけられたバルトは死力ではいあがり無事にワクチンを持って帰還した。

by ssm2438 | 2009-02-01 01:56


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