西澤 晋 の 映画日記

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2008年 12月 09日

007/ドクター・ノオ(1962) ☆☆☆

007/ドクター・ノオ(1962) ☆☆☆_f0009381_953627.jpg監督:テレンス・ヤング
原作:イアン・フレミング
脚本:リチャード・メイボーム
    バークレイ・マーサー
    ジョアンナ・ハーウッド
    テレンス・ヤング(ノンクレジット)
撮影:テッド・ムーア
音楽:モンティ・ノーマン
    ジョン・バリー(ノンクレジット)

主演:ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス

        *        *        *

記念すべき第一作、このシリーズの<黄金のパターン>を確立した功績はでかい。世界危機の引き金になりかねない事件の発生、その事件解決のために派遣される英国諜報員。地元のおねーちゃんとの交流。そして巨大な要塞。敵を倒し、ボンドガールを救出してハッピーエンド。そして当時は米ソ関係が緊張しまくってたキューバ危機の年。
この映画は、米ソが宇宙開発にしのぎを削っていた頃の映画。

ジャマイカのある島に要塞をかまえるドクター・ノオはアメリカが発射するロケットの軌道をかく乱するシステムを構築していた。その調査をしていた諜報員が殺され、ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が派遣されることになる。その島に潜入すると、その島の海産物をとりにきていたウルスラ・アンドレスと合流、捕まってしまう。要塞内部の仰々しさをみせつつ世界征服のもくろみを話すドクター・ノオ。脱出するボンド。最後は要塞心臓部であばれまくり、敵をやっつけて、ウルスラ・アンドレスと脱出。

ウルスラ・アンドレスの水着姿はすばらしい。今見ても色っぽい。
ただ、彼女の登場がとってつけたようで、彼女がいなくてもこの物語は成立していた。彼女を登場させるなら、ボンドと帯同する必然性を持たせて欲しかった。

by ssm2438 | 2008-12-09 07:45


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