西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 16日

ルー・サロメ/善悪の彼岸(1977) ☆

f0009381_7231443.jpg監督:リリアーナ・カヴァーニ
脚本:リリアーナ・カヴァーニ
    フランコ・アルカッリ
    イタロ・モスカーティ
撮影:アルマンド・ナンヌッツィ
音楽:ダニエル・パリス

出演:ドミニク・サンダ
    エルランド・ヨセフソン
    ロバート・パウエル

        *        *        *

ドミニク・サンダファンだけみればいい作品。そういう私は彼女のファンです。

ドミニク・サンダはクールビューティだよね。で、やっぱり悪女が似合う。でも清楚な感じ。ただ、これだけベンピンさんなのに、それほど私がおもってるほどメジャーでもないという・・想い入れがある人にはあるが、今となってはあまり世間に知られてない人になってるかもしれない。
でも、いいですよ、ドミニク・サンダ。あのダメ映画『世界が燃えつきる日』も彼女が出てたらか見たようなもので、でも、あんまりああいうのには出てほしくないなあ。監督の演出も下手すぎて、彼女の良さが全然でてなかった。この人はひたすらヨーロッパの映画でクールな婦人を演じててほしいものだ。

本編は全然おもしろくありません。3人の共同生活が見せ場顔思えばすぐ壊れるし・・、個人的にはそこだけで物語を構築してほしかったけど・・・。理性でアンコンベンショナルなことをやってみたが、人の感情はそんなに都合のいいものではない・・みたいなところをじわじわと。

劇中には実存した人物が登場するが、リリアーナ・カヴァーニ後天的につけたイメージであり、本人たちの伝記ものとしての映画としてはとらえられないだろう。本人たちの名前を、逸話をちょっとどろどろしたもとしてかなりのアレンジをくわえた・・というのが正解だろう。

f0009381_7465632.jpg<あらすじ>
1982年のローマ。大勢の知識人が集まあるサロンにパウル・レー(ロバート・パウエル)とフリッツことフリードリッヒ・ニーチェ(エルランド・ヨセフソン)はきてたい。ひときは美しいロシア人女性のルー・サロメ(ドミニク・サンダ)を目にする。パウルとルーはすぐ親しくなったが、ルーは「二人の生活なんて牢獄と同じ。古い道徳を無視して新しい経験を私はしたい」と、ルーとパウル、そしてフリッツの三人で共同生活をすることになる。
しかし、この共同生活も、人間の感情の前には無理があり崩壊、崩壊する。パウルは医学の道をめざし、ベルリンへ、フリッツはヴェニスへと旅立った。精神に異常をきたしてくるフリッツ。一方ルーはカール・アンドレアス(ミシェル・デガン)という男の脅迫同様の求婚を断れなくなってしまい、結婚する。失望したレーは姿を消し、やがてルーは、彼の死をしることになる。

by ssm2438 | 2009-04-16 07:12


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