2009年 04月 16日
監督:ヴィットリオ・デ・システィ 脚本:ヴィットリオ・デ・システィ、パオロ・プリゲッティ 撮影:マリオ・マシーニ 音楽:フランコ・ミカリッツィ 出演:キャロル・ベイカー ロッサリーノ・チェラマーレ レオポルド・トリエステ レオノーラ・ファニ * * * 私の映画ファン元年の映画。この年から映画ファン(親と一緒ではなく、怪獣映画でもない一般映画を劇場でみることを)をはじめている。内容がエッチだっただけに胸ときめかせながら、友達と一緒に見に行った映画。弱みを握られた音楽教師(キャロル・ベイカー)が男のいいなりになりながらエロスをみせてくれる。 なんでもこの映画のなかのキャロル・ベイカーはすでに40を越えていたとか。それでも十分きれいだった。主人公の男の子の彼女はレオノーラ・ファニで、後の増村保造の『エデンの園』にでているのだが、それ以降はどうなってしまったことやら・・。めっちゃかわいいとは思わなかったが、増村映画にでてくれただけでも思い出深い女優さんだ。 <あらすじ> アメリカからイタリアの片田舎に赴任してきたピアノ教師フロメンティ(キャロル・ベイカー)。彼女に夢中になるアレッサンドロ(ロッサリーノ・チェラマーレ)。そんな彼は、彼の友人ガブリエル(レオポルド・トリエステ)の妹パオラ(レオノーラ・ファニ)と仲は良かったが、深い関係にはなってなかった。 ある日、家路を急ぐ先生をみつけたガブリエルは興味本位に後をつける。翌日彼は、彼女の部屋をのぞき、自慰にひたるピアノ教師フロメンティを盗み撮ることに成功した。弱みを握られたフロメンティはガブリエルの言いなりになるしかなかった。 最近成績の落ちたアレッサンドロを心配した母親は、原因が先生にあるとも知らず、彼女を家庭教師に頼む。二人きりでピアノを弾くことができるアレッサンドロは有頂天だった。しかし彼女は日をおうごとに沈みがちになっていく。学校では胸の透けたブラウスを着たり、脚を広げて股間を見せるように座る彼女。個人レッスンの時にガブリエルのいるときに個人レッスンにきたフロメンッティは、アレッサンドロに乳房をさわらせたりもする。彼のなかで清楚な彼女のイメージはくずれていった。 そしてパオラの家(ガブリエルの家でもある)を訪れたとき、偶然でガブリエルの部屋で盗み撮った写真を見つける。ガブリエルを殴り倒し、写真を彼女の手に戻した夜、アレッサンドロは先生との甘美で幸せな一夜。先生が帰国した日、むせかえるような緑の草原でアレッサンドロは恥じらうパオラと幸せに結ばれる。
by ssm2438
| 2009-04-16 12:42
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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