西澤 晋 の 映画日記

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2009年 03月 18日

ランボー(1982) ☆☆☆☆

f0009381_15232740.jpg監督:テッド・コッチェフ
脚本:シルヴェスター・スタローン
    マイケル・コゾル
    ウィリアム・サックハイム
撮影:アンドリュー・ラズロ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演:シルヴェスター・スタローン
    ブライアン・デネヒー
    リチャード・クレンナ

        *        *        *

シリーズを通じてアクション的には一番地味でもシチュエーションが一番いい。ジョン・ランボーが、アメリカにの山間の町で戦うから面白いのであって、ランボーが2作目以降みたいにハマるところにハマってしまったら面白くもへったくれれもない。派手なアクションがみたい人ならそのほうがいいのかもしれないが、「アクション」と「落ち」では楽しめない私にとっては、この1作目が断然いい。ゴジラは都会で暴れてほしいのだ。

この映画の基本は異文化交流だろう。地域の郷土愛あふれるブライアン・デネヒーと、たった一人の軍隊のジョン・ランボー。このふたりは、多分シチュエーションが違えばけっこう飯仲になれるのに、たまたまこういう出会いになって、しまったからこうなっただけ。「通常世界に入り込んだ異物感」こそががドラマのエッセンスであり、それが抜けてしまった後の作品はアクションのメリハリだけの作品だ。あとはドンパチだけ一生懸命やってくださいなって感じです。

ちなみに監督は『料理長(シェフ)殿ご用心』『スイッチング・チャンネル』テッド・コッチェフ。この監督さん、ひそかに好きです。音楽のジェリー・ゴールドスミスも好きだ。

f0009381_15231431.jpg<あらすじ>
ベトナム時代の戦友を訪ねたジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)はその帰り道、近くの街に立ち寄った。郷土愛がつよく、よそ者が町に入ってくることを嫌う警察署長ティーズル(ブライアン・デネヒー)は、送ってやるといってランボーを車に乗せ、街の端まで送っていく。しかしランボーは無言でもどってくる。彼はただ、食事がしたかっただけだ。その目的のために歩いて戻ってくる。
むかついたディーズルは彼を拘束、若い警官たちに暴行をさせる。忍耐は限界に達したランボーは、あっという間に警官を叩きのめし、オートバイを奪って逃走した。追跡するパトカー。かつて朝鮮戦争の英雄であったティーズルにとってグリーン・ベレー上がりの若僧にコケにされるのはたまらない屈辱だった。たったひとりの軍隊=ランボーと州兵の戦いが始まる。

警察は州兵1000人を動員し、山狩りを開始した。そこにランボーの上司トラウトマン(リチャード・クレナ) という男が現れ、「ランボーにどんな状況になっても生き残る特殊な訓練をほどこしている。警官を何人集めても勝ち目はない」と忠告する。森の中ではランボーの思うツボだった。一人、またひとりとランボーによって排除されていく州兵。ガソリン・スタンドや銃砲店を火の海にしたランボーは、ティーズルが隠れている警察署に心中、最後の戦いを挑む。そとは赤や青のライト回転灯がまわり、警察やら州兵やらが取り囲んでいる。トラウトマンが姿を現わし、ランボーに降伏するよう説く。ランボーは大粒の涙を流しながら、ベトナムから帰国して以来、いかに屈辱の日々をすごしてきたかを語る。

by ssm2438 | 2009-03-18 23:38 | S・スタローン(1946)


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