監督:ピーター・チェルソム
脚本:マイケル・ローリン、バック・ヘンリー
撮影:ウィリアム・A・フレイカー
音楽:ロルフ・ケント
出演:ウォーレン・ベイティ
ダイアン・キートン
ゴールディ・ホーン
ナスターシャ・キンスキー
* * *
かつての栄光、
ウォーレン・ベイティと
ダイアン・キートンが一緒にでてるというだけで嬉しくなってみた映画。この二人は昔付き合っていて、基本的にダイアン・キートンを好きな男は、私もすきらしい。ウォーレン・ベイティの前に彼女が付き合っていたのが
ウディ・アレン。そのウディ・アレンとは
『マンハッタン殺人ミステリー』(1993)で競演、なつかしいところを見せてくれました。そしてそれから7年してこの
『フォルテ』でウォーレン・ベイティと競演することになったダイアン・キートン。脚本と撮影監督もウォーレン・ベイティが監督・主演した
『天国から来たチャンピオン』の
バック・ヘンリーと
ウィリアム・A・フレイカー。映画はそっちのけで同窓会気分でした。・・・しかし、ほんとに映画はどうでもいい内容。
残念ながらウィリアム・A・フレイカーはこれが最後の映画になってしまいました。
映画がはじまると、ウォーレン・ベイティを前に裸でチェロを弾く
ナスターチャ・キンスキーの背中があらわれる。おお、なかなか良い感じの映画!!って思ったのはそこまで、あとは・・・いまいちポイントがしぼれきててない。
結婚25周年をむかえる一流建築家ポーター(
ウォーレン・ベイティ)とその妻エリー(
ダイアン・キートン)は、友人のグリフィン&モーナ(
ゴールディ・ホーン)夫妻とパリ旅行にゆく。グリフィンの浮気現場を目撃してしまったモーナはエリー夫婦に相談し、しかし、今度はポーターがモーナと浮気してしまう。なんとかその関係は事なきをえたのだが、今度はポーターと美人チェリスト(
ナスターシャ・キンスキー)との浮気がばれて、エリーから別居を言い渡されるはめに・・。
結局はもとのさやに納まるのだけど、まとめよう無いような、方向性の乏しい映画でした。
ゴールディ・ホーンの見事に鍛え上げられたボディはすごい。とても60歳とはみえない。