西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 24日

エイリアン4(1997) ☆☆

f0009381_21244738.jpg監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジョス・ウェドン
撮影:ダリウス・コンジ
音楽:ジョン・フリッゼル

出演:シガーニー・ウィーヴァー
    ウィノナ・ライダー

        *        *        *

強引に復活させましたな、リプリーを・・。これくらいの力技を使うってことはシリーズ5作目もねらってるんでしょうか、っておもったら、エイリアン対プレデターになっちゃった・・とさ。

ジャン=ピエール・ジュネも水を演出するのが好きな監督さんの一人。今回このシリーズをやると決まってすぐに思いついたのが「なんとか水中のエイリアンを描きたい」だったのではないだろうか。宇宙船内に水のある空間を用意して、そこで水中遊泳するエイリアンを登場させる。これ、ひとえにジュネが水のなかを描きたかったからだと思うな。私もそうなのだけど、水が好きな人って、なんとか水の描写をいれたくなるんですよね。タルコフスキーなんかもそうだしね。
ただ、映画的にはもういいかなって感じです。このシリーズで母子の愛のドラマにしてしまったらもうエイリアンの「怖さ」というシンプルエッセンスはもうないですよ。今回最後に搭乗するエイリアンは、人間のDNAを受け継いで子宮を持つようになったエイリアン・クイーンから生まれたニューボーン・エイリアン。彼は、エイリアン・クイーンから生まれるとすぐ、クイーンを殺してしまう。彼は、リプリーを母親と思っているのだ。

あと私の好みでいえば、ばっちい人がでてくる映画って生理的にすかない。社会性とか、理性とかがなくなって、暴力性だけが表面化してしまう。『マッドマックス2』とかこの『エイリアン4』とか。この手の流れになって、社会性がなくなるとドラマとしてはつまらん。

<あらすじ>
冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。エイリアンは生物兵器として利用したい某組織は、幼生を体内に宿したまま自らの命を絶ったリプリー(シガーニー・ウィーヴァー)のクローンを再生、体内のエイリアンを取り出し増殖させる。そして再生されたリプリーはエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。

密輸船ベティ号がオーリガ号にドッキングする。エイリアン再生計画を指揮するペレズ将軍(ダン・ヘダヤ)は、ベティ号のクルーたちをエイリアンの宿主にしようと考えていたのだ。しかし、彼らは隠し持っていた武器で反撃、オーリガ号を占拠してしまう。ところが、檻から逃亡したエイリアンの一群がオーリガ号の乗組員たちを捕食していく。
オーリガ号は緊急時に自動的に地球に向かうよう設定されている。アンドロイドだったのだコール(ウィノナ・ライダー)がコンピュータにアクセスしベティ号に搭乗、オーリガ号から離脱。オーリガ号は地球を目前にして爆発。安心したのも束の間、ベティ号の倉庫に潜入したニューボーン・エイリアンは、リプリーを母として慕うが、リプリーは、彼を悲しみをこらえて宇宙空間に放り出すのだった。

しかし、ジュネもなんかホモ監督っぽいなあ。

by ssm2438 | 2009-04-24 20:40


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