西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 24日

エイリアン3(1992) ☆☆

f0009381_22103740.jpg監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:デヴィッド・ガイラー
    ウォルター・ヒル
    ラリー・ファーガソン
撮影:アレックス・トムソン
音楽:エリオット・ゴールデンサール

出演:シガーニー・ウィーヴァー、チャールズ・S・ダットン

        *        *        *

シリーズ最終章になるはずだったのに・・・ならなかった。本作は完全におわらせているんではあるが・・。

この映画、見心地のいい作品ではない。致命的な欠点は「この人見ていたい」って人がいないことだ。登場人物みんなが美しくない。ビジュアル的に全てが汚いのである。
そもそもストーリーの基本コンセプトがよくない。せっかく『エイリアン2』の最後でみなさん逃げ出して安心して地球に帰るってことになってたのに、それをリプリー以外は殺してしまうなんて・・。前作の感動というか、存在意義をいきなりぶち壊し。
それも、リプリーが着いたのがなんで囚人惑星なん? だってそこにいるのは犯罪者だし、一般庶民感情にしてみれば、かれらは死んで何ぼの人間なわけで、生きててもらわなくてもいい存在。そんなところの誰かが、エイリアンに殺されそうだからって、感情移入できるかってところがまず問題。あと、リプリー以外の惹きの強い準主役的なキャラクターがいない。というかすぐ死んじゃうのでこれも感情移入できないままお話が展開。
おまけに丸刈り頭もよくない。女が色っぽくないし、誰が誰だかわからない(服もみんな同じだし)。キャラクターをある程度識別し易くしておかないと、特に照明つかって暗くする場合はほとんどみえないのだから。

ほんとはここらで主人公をリプリーじゃなくしてしまったほうが良かったのでは? だいたいリプリーは戦う女ではなかったのだから(すくなくとも最初の話では)。それをジェームス・キャメロンがバトルウーマンにしてしまい、そこで無理矢理感がでてきてしまい、あとはまずリプリーありきになってしまったような・・・。

<あらすじ>
『エイリアン2』からの続きで、彼らは地球をめざしている。そこに突然の事故発生。リプリー(シガニー・ウィーヴァー)たちを乗せた非常救命艇惑星フィオリーナ161に不時着した。そこには労働矯正施設があり、染色体異常とされる犯罪者が服役していた。墜落事故で生き残ったのはリプリーだけであった。そして、脱出艇のなかに囚人の飼い犬がフェイスはがーを見つけ近づいていく・・・。
工場の片隅で犬の体の中から4本足のエイリアンが出現した。ビショップの情報でエイリアンの存在を確信したリプリーだったが、監督のハリー(ブライアン・グローヴァー)は取り合わない。病室でクレメンスが、食堂でハリーが襲われ、武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑む。しかし自身の異常を自覚したリプリーは体内透視装置を使い、エイリアンの胎児に寄生されていたのを知る。リプリーたちは多くの犠牲者を出しながらエイリアンを溶鉱炉に誘い込み、やっつける。そしてリプリーも、エイリアンの軍事利用を懸念し溶鉱炉の中に身を投じるのだった。

by ssm2438 | 2009-04-24 21:27


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