西澤 晋 の 映画日記

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2009年 04月 24日

エイリアン(1979) ☆☆☆☆☆

f0009381_2352393.jpg監督:リドリー・スコット
脚本:ダン・オバノン
撮影:デレク・ヴァンリント
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演:シガーニー・ウィーヴァー
    トム・スケリット
    イアン・ホルム

        *        *        *

怖い、すごい、美しい、手に汗握る、これはもう傑作だ!! そしてこの映画を見終わった後のジェリー・ゴールドスミスの静かなエンディングを聞いた時の安らかさ。リドリー・スコットここにあり! 80年代は彼の時代だった。誰もが彼のビジュアルを追った。そのリドリー・スコットの中でも最高傑作はやはりこれだろう。 

物語りもシンプルでいい。宇宙船のなかという密閉空間。そこに凶暴なエイリアン。逃げる乗組員。捕まれば体内にエイリアンの子供を植え付けられるそのおぞましさ。しかもそのエイリアンは酸性の血液であるため、血しぶきが飛び散るようなら、宇宙船の金属を溶かしてしまい、期待に穴が開いてしまうため殺せない。そのなかで乗組員たちは生き残るための戦いを始める。
しかし、敵はエイリアンだけではなかった。会社からエイリアン確保を支持されていたアンドロイドも、彼らの障害となる。

それをリドリー・スコットの画面が記録する。スモークばんばんきかせ、一コマ打ちの黒コマが連打される。なにがどうなっているのか判らないが、それがいい。
このころはリプリーも普通の二等航海士だったのに・・・、ああ、この頃がよかった。というか、これしか良くないのがエイリアンのシリーズなんだけど。『エイリアン2』がいいって人間の気が知れない。

<あらすじ>
ノストロモ号は、船内に工場設備を持ち、そこで工業用品を生産・販売して廻る通商用の巨大な宇宙貨物船。地球に帰る途中、他の宇宙船からのSOSを傍受、ある惑星に着陸した。3人が信号発信地へ向かうが、やっと見つけた宇宙船は、すでに黒く焼けこげ、人影はなかった。その宇宙船の底の方を探りに行ったケインは、そこで、床一面に転がっている大きな卵状の物体を見つけた。

ここの映像ではまるよね。床を埋め尽くす卵状の物体群、そこにスモークたなびかせ、人工ライティングでちょうどひざくらいの高さかにセットしてある。まるで浅い水のなかをあるくような画面。そしてその1個をのぞき見たケインは、突然飛びだした小さなッ生物に顔をふさがれてしまった。

ノストロモ号に連れ戻され寝かされたケインの顔の上には、付着した生物が息づいており、強引に刃を突き刺すと、切り口からは液体が流れ、その強力な酸の影響でベッドも床も溶けてしまった。そして血液は、下の階層へとどんどん垂れ下がっていく。幸いアスベスト板(絶縁体)のおかげで事なく済んだが、乗組員たちは、その生物から血を流させるわけにはいかないことを悟った。

ケインは意識を回復し元気を取り戻したが、食事中に彼は呻き声をあげて苦しみ出し、胸部から一つの頭が飛び出した。ケインは血だらけになって死んだ。クルーががどんどん犠牲になっていくが、アッシュだけはエイリアンを捕獲したいと思っている。リプリーは船内のマザーコンピューターに質問した。「アッシュは生物を保護しているの、か?」。答えは「イエス」。アッシュはアンドロイドで、会社上層部からの秘密のミッション=エイリアン確保の命令をうけていた。船の自爆装置をセットすると、小型シャトルデ脱出。ノストロモ号は爆発。
しかし、エイリアンはそのシャトルに乗っていた。ひとり生き残ったリプリーは宇宙服を着て体を固定すると船室のドアを開け、エイリアンを宇宙へと吸い出した。

by ssm2438 | 2009-04-24 22:30 | リドリー・スコット(1937)


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