監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
撮影:J・クラーク・マシス
音楽:ビル・コンティ
出演:シルヴェスター・スタローン
バート・ヤング
ジェラルディン・ヒューズ
* * *
回顧とまとめという感じがありありだが、回顧されるだけでも十分感動してしまう。
しかし、親と子という関係はどうなんかな。子供は親を超えようとしてなんぼのもので、いつまでも金魚の糞みたいに親にくっついているのはどうかと思うぞ。最後のロッキーの試合には息子は着てほしくなかったな。そのかわりに、自分がやってる仕事をきちんとこなしてるシーンにしてほしかった。
そうはいっても、きれいにまとめた映画でした。やっぱりロッキーがあのテーマバックに全力疾走してるときもちがいいし、フィラデルフィア美術館の階段を駆け上がると両腕を空に突き出してはねてみたくなる。
エンディングみてると、それだけでうるうるきてしまう。
<あらすじ>
妻エイドリアンに先立たれたロッキー・バルボアは、フィラデルフィアでイタリアン・レストランを経営しながら静かな日々を送っていた。息子のロバート(
マイロ・ヴィンティミリア)は家をでており、ロッキーは孤独を感じていた。そんなある時、ロッキーは昔、少し世話をしたことのあるシングルマザーのマリー(
ジェラルディン・ヒューズ)に出会う。彼女とその息子ステップス(
ジェームズ・フランシス・ケリー三世)との交流をきっかけに、心に火が灯り始めたロッキーは、再びボクシングを始めることを決意。熱い思いをエイドリアンの兄で親友のポーリー(
バート・ヤング)に告白し、プロ・ボクサーのライセンスを再申請する。
復帰を果たしたロッキーは、対戦相手にこまっていた世界ヘヴィー級チャンピオンのディクソン(
アントニオ・ターヴァー)とエキシビジョンマッチを戦うことになる。