2009年 10月 30日
監督:カリン・クサマ 脚本:フィル・ヘイ、マット・マンフレディ キャラクター原案:ピーター・チョン 撮影:スチュアート・ドライバーグ 音楽:グレーム・レヴェル 出演:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス * * * ジョン・ブアマンの『未来惑星ザルドス』のショーン・コネりーをシャーリーズ・セロンの置き換えてちょっと世界観を今風にアレンジした感じの映画。シャーリーズ・セロンの美しさを見るだけの映画。アクションはロープアクションつかいまくれりで、それが嫌いな私なんかはダメダメ。CGの使い方もお子様向けであざと。この手の映画なのでそういうい部分にリアリティをもとめても無理な話だろうが・・。 監督のカリン・クサマが日系のアメリカン人。障子、畳、番傘、桜など和風なアイテムを散らしてあり、和洋折衷の美術デザインには見るべきものがあるし、イーオンのコスチュームのデザインにしてもセンスがよく、安易に「つまらない」と捨てきれない魅力はある。 物語の設定はこんな感じ。 2011年(はは、もうすぐだ)に人をしに至らしめるウィルスが発生、人類の99%が死滅した。科学者トレヴァー・グッドチャイルドが開発したワクチンのおかげで、500万人の人類だけがい生き残った。その後は、外界から隔離された巨大都市ブレーニャの内側で、グッドチャイルド一族の管理化の下、人々は、病気も、飢えも、戦争もない世界を満喫していた。 <あらすじ> 2415年、ブレーニャは、グッドチャイルド家の子孫、トレヴァー8世(マートン・ソーカス)のもと、その弟オーレン(ジョニー・リー・ミラー)と科学者たちで成り立つ政府が管理していた。秩序の維持を理由に圧制を強いていたため、これに反対する反政府組織モニカンが組織されていて、その戦士のひとりがイーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)だった。 彼女の妹ユーナ(アメリア・ワーナー)がモニカンの分子と誤って抹殺されてしまう。モニカンの司令塔ハンドラー(フランシス・マクドーマンド)から、君主トレヴァーの暗殺指令を下されるイーオンと改造人間シサンドラ(ソフィー・オコネドー)。だがトレヴァーと接触した途端、イーオンの脳裏に覚えのない彼と過ごした記憶が浮かぶ。 実はブレーニャに住む人間たちは皆、ワクチンの副作用で女性たちが不妊になってしまったことから開発されたクローン人間であり、イーオンは、かつてのトレヴァーの妻キャサリンの生まれ変わりだったのだ。トレヴァーは不妊の治療法を密かに研究していたのだが、彼の弟オーレンはそれを快く思わなかった。もし、自然出産が可能になるなら、クローンシステムを管理することでこの世界を代々支配してきたグッドチャイルド一家は、その支配権を失いかねないからだ。そしてユーナが殺害されたのは、実は彼女が自然妊娠したからだった。 トレヴァーの研究成果は、権力を握ったオーレンに破壊されてしまったが、女たちに自然治癒が起こり、次々と妊娠が起こり始めていた。イーオンはオーレンを射殺。ブレーニャは新しく生まれ変わろうとしている。
by ssm2438
| 2009-10-30 12:45
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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