西澤 晋 の 映画日記

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2009年 07月 02日

氷の微笑2(2006) ☆☆

f0009381_1544269.jpg監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本:レオラ・バリッシュ、ヘンリー・ビーン
撮影:ギュラ・パドス
音楽:ジョン・マーフィ
テーマ曲:ジェリー・ゴールドスミス

出演
シャロン・ストーン (キャサリン・トラメル)
デヴィッド・モリッシー (マイケル・グラス)
シャーロット・ランプリング (ミレーナ・ガードッシュ)
デヴィッド・シューリス (ロイ・ウォッシュバーン刑事)

        *        *        *

なんでこれがラジー賞ワースト作品賞受賞だったんでしょう?? すごくしっかり出来てます。

ただ、露出はすこし抑えられてたかな。なのでそれ見たさで見る人は(というか、私もふくめて、それ見たさで見る人しかいないと思うけど)「おい、いつになったらシャロンは脱ぐんだ」って思うでしょうね。一応後半はサービスしてましたけど、前半はほとんど脱いでない。おまけに胸はインプラントしてるので、あまりみても勘当はない。たるみ始めた体を頑張って絞って、胸だけインプラントで大きくしたという感じ。筋肉がほそくなっているので、前回のようなはつらつ感はない。ただ、全体からかもし出す雰囲気はとっても良いです。

撮影は前回のヤン・デ・ボンにかわってギュラ・パドス。これよかった。ヤン・デ・ボンがやると人工的な赤と青のネオン光飛ばしまくりで、あざとさがきわだち、チープ感も出すぎてしまってたが、今回のギュラ・パドスは作為的な部分をかなり押さえて作為的に撮ってるので、映像的には私の好みかな。
シナリオも極めてよくねられてます。ま、こういうトリッキーなお話なのである程度のご都合はやむ終えないけど、誰かをマニピュレイトして犯人にしたてる・・という主人公の行動様式はしっかり描けてる。全体的にみると、映画のレベル(シナリオ、演出、撮影)は前回よりもやや上。ただ役者の惹きの強さとシャロンの裸は明らかにレベルダウン。

<あらすじ>
今度の舞台はロンドン。小説家キャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)が交通事故を起こし、同乗していた男が死亡した。その男から薬物が検出されたことに不信感をもった捜査を担当したウォッシュバーン刑事(デヴィッド・シューリス)は、犯罪心理学者で精神科医のマイケル・グラス博士(デヴィド・モリッシー)に彼女の精神鑑定依頼する。
法廷に立ったマイケルは、キャサリンは「リスク愛好者」で、他人を危険に巻き込むおそれがあり、放免することは望ましくないと証言。そんなマイケルには思い出したくない過去があった。かつて彼が精神鑑定を担当し問題ないと判断した男が、その後恋人を殺害した事件があり、彼の精神鑑定の信憑性が疑われかねない可能性をもっていた。
その事件をひそかに調べていたのがタブロイド記者のアダム(ヒュー・ダンシー)だった。そして彼は、マイケルの離婚した妻デニス(インディラ・ヴァルマ)の浮気相手でもあり、マイケルは顔もあわせたくない人物のひとりだった。
結局キャサリンが釈放された。その彼女はマイケルの診療室を訪れ、今度は危険に耽溺する性向を治療してほしいと言い出した。マイケルは一度は拒むものの、彼女に次第に魅了され、彼女の申し出をうけることになる。

そして第一の殺人が起きる。タブロイド記者のアダムが殺された。次にマイケルの元妻デニス。次にチンピラ。これらはすべてキャサリンの仕業だった。しかしキャサリンは、こられをすべてマイケルの仕業にみせかけるための偽装工作をしていた。すべての罪をかぶらされたマイケルは、はずみでウォッシュバーン刑事まで撃ち殺すことになり、警察に捕まり、精神病院へおくられる。そんなマイケルのもとに、「あなたのおかげでいい本ができたわ」と一筆いれた新書をもってあらわれるキャサリンだった。

by ssm2438 | 2009-07-02 06:13


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