西澤 晋 の 映画日記

ssm2438.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2008年 11月 22日

大怪獣バラン(1958) ☆☆

f0009381_340448.jpg監督:本多猪四郎
原作:黒沼健
脚本:関沢新一
撮影:小泉一
音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二

出演
野村浩三 (魚崎健二・生物研究員)
園田あゆみ (新庄由利子・東日新報記者)
松尾文人 (堀口元彦・カメラマン)

        *        *        *

もう一本黒沼健さんの映画。これ、映画のほうはかなり平板な展開だったけど、健さん(黒沼)のことだから原作はきっとしっかりしてるとおもう。しかし、この映画、自衛隊VS怪獣バランの描写がすばらしい。そこに伊福部サウンドがオーバーラップするともうのりのり。怪獣相手に自衛隊が活躍した映画のなかではピカイチではないだろうか。海上での爆雷投下のシーンとか、どわああんといったん海面がもりあがってからどどどどどどどどどっと水柱があがるあれだけでも見た価値はある。バランの造形も怪獣映画のなかではピカイチ! すっごいマイナーな映画だけど愛すべき怪獣映画だ!

<あらすじ>
北上川の上流でめずらしい種類の蝶が採集された。杉本生物研究所の杉本博士(千田是也)は、二人の所員を現地に派遣、実態調査を命じたが、巨大な怪獣が襲いかかり、彼らは無惨な最後をとげた。杉本博士の助手、魚崎(野村浩三)、兄の死因をさぐろうとする新庄由利子(園田あゆみ)、カメラマン堀口(松尾文人)の三人はこの謎をとくべく現地へ向い、例の湖で大怪獣に出会った。
バラノポーダ・バランだ! バランは部落を蹂躙し、再び湖水へ姿を消した。バランの大都会侵入を阻止するため、学界、防衛庁を中心に緊急会議が開かれ、現地駐屯部隊が一せい攻撃を開始した。杉本博士は照明弾を打ち上げ、バランを山頂に誘導したが、その時山火事が起り、火に追われたバランは悪魔のような羽をひろげ、空のかなたに飛び去った。
銚子沖、野鳥崎沖に出没しはじめたバランは、海上自衛隊の攻撃を苦もなく撃退し、ついに東京湾内に侵入、羽田空港に上陸、空港ビルや旅客機をたたきつぶすなど猛威をふるった。これを見た杉本博士は時限装置をつけた特殊火薬をパラシュートにつけ、ヘリコプターから投下し、バランに呑みこませた。バランはこれによってついに内部爆発をおこして海中に落下、まもなく大爆発の水柱とともにその巨体は水中に没し去った。バランは永遠の謎を秘めてその生命を絶ったのである。

by ssm2438 | 2008-11-22 03:20


<< 空の大怪獣 ラドン(1956)...      ゴジラ(1954) ☆☆☆ >>