西澤 晋 の 映画日記

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2009年 11月 21日

ミッドナイト・ラン(1988) ☆☆☆

f0009381_1046422.jpg監督:マーティン・ブレスト
脚本:ジョージ・ギャロ
撮影:ドナルド・ソーリン
音楽:ダニー・エルフマン

出演
ロバート・デ・ニーロ (ジャック・ウォルシュ)
チャールズ・グローディン (ジョナサン・マデューカス)

        *        *        *

実は私、ロバート・デ・ニーロがどうも苦手なのです。ホモっぽいおじさんに見えてしまって・・、もうこれは生理的なものなのでどうしようもないのですが、そんな苦手なロバート・デ・ニーロ主演の映画のなかで、けっこうお気に入りなのがこの『ミッドナイト・ラン』
主人公のデ・ニーロは元警官のバウンティ・ハンター。そもそも賞金稼ぎなんてのがこの時代にいるんだってちょっとびっくり。お尋ね者になってる犯罪者をつかまえて警察に連れて行って生計をたててる人。そんな彼が捕まえたのがチャールズ・グローディン扮する心優しい詐欺師(?)。ヤクザのボスの金を横領したことでお尋ね者になってるのだけど、その男を捕まえてニューヨークからロスまで護送しようと飛行機にのったら、かれは飛行機が嫌いでパニックに。しかたなく。陸路でロスに向かうのだけど、その間におこるアクションあり、ハートフルなエピソードありのロードムービー。
今回デ・ニーロに移送されるチャールズ・グローディン、この人何気に好きな役者さんなのだ。昔は二枚目だったのだろうが、甘いマスクに良い人感がただよっていて、『デーブ』などでもちょっと顔をみせているが、今回のマデューカス役にはぴったり。

監督のマーティン・プレストは小気味の良いハート・ウォーミング系のドラマがやっぱり得意そうな感じ。過去の監督作品みてみると『ジョー・ブラックをよろしく』、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』、『ビバリーヒルズ・コップ』と、だいたい似通ったテイスト。この『ミッドナイト・ラン』は『ビバリーヒルズ・コップ』ののりにハートフルなテイストがしこまれている感じ。

<あらすじ>
シカゴの元警官、今はバウンティ・ハンター=ジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)は、保釈金融会社社長エディ(ジョー・パントリアーノ)の依頼をうける。その依頼とは、ギャングのジミー・セラーノ(デニス・ファリナ)の金を横領した経理係のジョナサン・マデューカス(チャールズ・グローディン)捕まえること。しかしFBI捜査官モーズリ(ヤフェット・コットー)はギャングのセラーノを追っていて、その重要参考人となるジョナサン・マデューカスをジャックの手に渡したくはない。そんな状況下で、ウォルシュはニューヨークでマデューカスを逮捕する。
マデューカスをロスへ移送しようと飛行機にのるウォルシュだが、マデューカスが極度の飛行機恐怖症であることが判明、出発前の機内でパニックを起こし搭乗拒否されてしまう。しかたなく陸路でロスヘと予定を変更。バスターミナルで待ち構えるFBIとセラーノ一味は、ウォルシュとマデューカスがバスから降りるや銃撃戦を展開、その隙にパトカーを奪い2人は逃走する。
有り金を失ったウォルシュは、しかたな9年振りに別れた妻子のもとを訪ねる。突然の訪問に戸惑う前妻に冷たくあしらわれるが、素直に喜びを表現する娘デニース(ダニエル・デュクロス)に心ほだされた彼女は、ウォルシュに車と金を提供するのだった。セラーノ一味とFBlに追われるウォルシュとマデューカスの旅は続く。孤独なウォルシュと心優しいマデューカスとの間には奇妙な友情の絆が深まってゆく。
しかしついに、マデューカスはセラノの手に渡り、そのマデューカスを救い出すため、ウォルシュはFBIと結託。自由の身となったマデューカスーは友情の証しとして隠し持っていた金をウォルシュに差し出し、2人は、またそれぞれの道を歩むべく別れてゆくのだった。

本作の魅力は、移送中の身でありながら、なにげないポイントでハート・ウォーミングなネタを提供してくれるチャールズ・グローディン演じるマデューカスのやさしさだろう。

by ssm2438 | 2009-11-21 10:46


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