西澤 晋 の 映画日記

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2009年 09月 21日

タワーリング・インフェルノ(1974) ☆☆☆

f0009381_14192292.jpg監督:ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン
脚本:スターリング・シリファント
撮影:フレッド・コーネカンプ、ジョセフ・バイロック
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演
ポール・ニューマン (ダグ・ロバーツ)
スティーヴ・マックィーン (オハラハン消防隊長)
ウィリアム・ホールデン (ジェームズ・ダンカン)
フェイ・ダナウェイ (スーザン・フランクリン)
リチャード・チェンバレン (ロジャー・シモンズ)
スーザン・ブレイクリー (パティ・シモンズ)
ジェニファー・ジョーンズ (リソレッティ・ミューラー)

        *        *        *

『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)の制作で成功をおさめたアーウィン・アレンが二匹目のドジョウをもとめてアクション監督も兼任した超大作を作り上げたのがこれ、『タワーリング・インフェルノ』
サンフランシスコにそびえ立つ138階建の超高層ビル。しかしそのビルでは予算を削るため電気系統の手抜き工事が行われ、落成式の電流過剰により回線がいたるところで焼けただれるアクシデントが発生。設計者のロバーツ(ポール・ニューマン)はオーナーのダンカン(ウィリアム・ホールデン)に135階の会場に300名の来賓を招いて開かれた落成式を直ちに中止するよう進言するが、ダンカンは全く耳を貸さない。81階の備品室でボヤ火災、そうしているうちに序々に深刻の度を増していく。

前回の『ポセイドン・アドベンチャー』よりも理性的に作った感はあるが、さすがに長い。もうちょっと要らないエピソードを省いてコンパクトにまとめられなかったものかと思ってしまう。そうはいっても、火災が表面化するまでの潜在する恐怖とそれを見てみぬ振りをしつつ被害を強大化させてしまう過程は見事。コンセプトは実にすばらしい。しかしスプリンクラーがまったく機能しないビルってのもどうかと思うが。。。
この物語がいいのは、出火したフロア全体がと通れなくなるのではなく、そこにもいくつかの上の階もあがる選択肢があるところ。あと、火災のなかでも、くつろぐ時間があるところがいい。しかし、今見るとさすがにテンポが悪いかな。もうすこし無駄な移動は切り詰めて、ちゃきちゃき展開してほしかったし、無駄にダイブする人も多すぎた(苦笑)。ただ、これを2時間枠に編集しなおしてもういっかい音楽つければそこそこみられるものになるんじゃないだろうか。
ただ、個人的にはこういう話は感情的なドラマにせずに、クールに炎と戦う消防チームと、そこから脱出するための人間の理性の対決してほしきがする。これがプロジェクトXだったらどうなっただろうと考えながらみていた。

この映画、ワーナーと20世紀FOXの共同制作なのだが、主演もダブル主演。しかし意外とスティーブ・マックイーンがたってないんだよな。ポール・ニューマンのほうが主演だろうな。フェイ・ダナウェイ、もともとそんなに美人ではないけど、このころはまだきれいに見えた。あのパニックのなかでノーブラのドレスはとってもサービスしてて良いです。

by ssm2438 | 2009-09-21 13:43


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