西澤 晋 の 映画日記

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2009年 09月 26日

マグノリアの花たち(1989) ☆☆☆

マグノリアの花たち(1989) ☆☆☆_f0009381_22182723.jpg監督:ハーバート・ロス
脚本:ロバート・ハーリング
撮影:ジョン・A・アロンゾ
音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演
サリー・フィールド (イーテントン家の母マリン)
ジュリア・ロバーツ (イーテントン家の長女シェルビー)
ドリー・パートン (美容院主人のトルービィ)
シャーリー・マクレーン (偏屈者の未亡人ウィザー)
ダリル・ハンナ (美容師アネル)
オリンピア・デュカキス (町長の未亡人クレリー)

        *        *        *

実に豪華な顔ぶれだ。名だたる大物女優のなかにまじってジュリア・ロバーツ初体験。彼女を映画館でみたのはこの映画が初めてだったのだけど、印象は良かった。その後はブレイクしてしまったが、彼女が出演してる映画のなかでは、どれが好きかと聞かれたら、この『マグのリアの花たち』のジュリアが一番いい!ってこたえるだろうなあ。役者人だけでなくスタッフもなかなかいい。監督は『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』のハーバーと・ロス。撮影は『未来警察』、『ブルーサンダー』ジョン・A・アロンゾ、音楽は『イルカの日』ジョルジュ・ドルリュー、この三人とも好きなんだ。

ルイジアナ州に住むイーテントン家の母(サリー・フィールド)と長女(ジュリア・ロバーツ)がたちを軸に、生命の引継ぎのイベントをくりかえす女性たちの悲喜こもごもの人生をつづる、いいかんじの映画。

<あらすじ>
ルイジアナ州の小さな町。イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミーと恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった。

by ssm2438 | 2009-09-26 21:49


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