西澤 晋 の 映画日記

ssm2438.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 10月 02日

スピーシーズ3 禁断の種(2004) ☆

スピーシーズ3 禁断の種(2004) ☆_f0009381_22403986.jpg監督:ブラッド・ターナー
脚本:ベン・リプリー
撮影:クリスチャン・セバルト
音楽:エリア・クミラル

出演
サニー・メイブリー (サラ)
ロバート・ネッパー (アボット)
ロビン・ダン (ディーン)

        *        *        *

すさまじく劣化。もう映画レベルではなくテレビドラマのB級MTV。これを劇場で見た人はさぞかし悔しかっただろう。
話はこんなところから始まる。
軍部の科学者アボット(ロバート・ナッパー)が運転する緊急輸送車には、スピーシーズのイヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)と、男の子が乗っていた。男の子は人類とスピーシーズの混合種で、またイヴの肉体には新たな種が宿っており、今にも出産寸前だった。そのとき、男の子が口から触手を伸ばしてイヴの首に巻きつき、締め上げて殺してしまう。アボットは、イヴから生まれたばかりの赤ん坊を抱えて逃走する。

<あらすじ>
大学で教鞭をとるアボットは、自宅地下に研究室を構えイブの赤ん坊を密かに育てていた。すでに7歳ほどに成長したその子を「サラ」と名づけ、サラの卵子から新たな純血種を産み出し、歴史的な名声を得ようと思っていた。しかし、イヴと一緒に乗っていた男の子の成長した姿らしい男が、アボットの教授室現れる。男は極めて抵抗力が弱く、腹部から不気味な触手が飛び出して絶命する。まだ存在する混合種のスピーシーズがサラをもとめてやってくる。サラ(サニー・メイブニー)は本能のおもむくままに外の世界を彷徨い始める。適合者を見つけ、交配して種を産もうとするが、なかなか手頃な相手を見つけることができない。
サラの美しさに魅了される学生のディーンだが、アボットは「サラには感情はない、必要以上に接触するな」と忠告する。
混合種が襲ってくるどたばたあり、総てが解決すると、アボットはクローンの生殖能力をもたないオスの純血種をつくりあげ、サラに与え、二人で暮らすように静かに森に放すのだった。それがサラの精神をもっとも落ち着かせる方法だと彼は考えたのだ・・・。

by ssm2438 | 2009-10-02 20:24


<< スピーシーズ2(1998) ☆      ボルサリーノ(1970) ☆☆☆ >>