2009年 10月 10日
監督:金子修介 脚本:伊藤和典 撮影:戸澤潤一 特撮監督:樋口真嗣 出演 中山忍 (鳥類学者・長峰真弓) 藤谷文子 (草薙浅黄) 小野寺昭 (浅黄の父) * * * 日本怪獣映画の傑作。『クリーミー・マミ』でブレイクした伊藤和典が脚本をてがけ、金子修介が監督をしてつくりあげた怪獣映画の名作。さすがにアニメ関係の実力者がスタッフに顔をだしてる映画であり、どこかアニメテイストがしないわけでもないが、文句無く日本の怪獣映画としては大傑作だろう。円谷英二がいなくとも怪獣映画は出来るぞ!ということを天下に知らしめた映画。 <あらすじ> 福岡市の動物園に勤める鳥類学者・真弓(中山忍)は、五島列島の姫神島で消息を絶った恩師・平田を心配して県警の大迫とともに島に飛んでいた。そこは、巨大な鳥によって破壊しつくされた島の変わり果てた姿だった。その後の調査により、人を食糧としている巨大な謎の鳥型生物が生息していることが判明。しかもそれは3匹だった。事態を重く見た内閣は鳥を捕獲することを決定した。 巨大鳥捕獲のためにかりだされた真弓は、福岡ドームに罠を仕掛け、鳥の飛来を待った。果たして、3匹の鳥はドーム内の餌に食らいつき、まんまと作戦に嵌まったように見えたのだったが、狙撃隊の発砲が一瞬早かったために鳥が暴れ出し、ドーム内はパニックに陥る。そこへ、亀の恰好をしたその巨大生物が出現、鳥の1匹を殺すと、逃げて行く他の2匹を追って空の彼方へ消えた。木曾山中に現れたガメラは、そこで1匹のギャオスを退治。残りの1匹を追って、さらに富士の裾野へ飛行を続けるのだった。ところが、ガメラがギャオスを倒すために蘇ったということを信じられない政府は、ガメラにもミサイルを発射。ガメラは、深い傷を負ってしまう。 ガメラが傷つくと、草薙浅黄(藤谷文子)もまたガメラと同じところから血を流して倒れてしまうのであった。ガメラと浅黄の心が通じてしまったようだった。ガメラは海底深くに身をひそめ、回復を待っていた。ガメラの攻撃から逃れた最後のギャオスは、東京に出現。次々に人々を襲っては、より凶悪に、より巨大に成長していく。ギャオス退治に躍起になる自衛隊。東京タワーなどが破壊され、東京はその機能を失っていく。だがその時、昏睡状態になっていた浅黄が目覚め、ガメラの復活を告げるのだった。その言葉通りガメラは復活し、ギャオスと大バトルを展開する。その末に、ガメラの放ったプラズマ火球がギャオスをとらえ、断末魔の叫びと共にギャオスは粉々に砕け散った。役目を終えたガメラは、米森や真弓、そして浅黄らが見守る中、海の彼方へ消えて行くのだった。
by ssm2438
| 2009-10-10 00:03
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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