西澤 晋 の 映画日記

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2009年 10月 06日

モスキート・コースト(1986) ☆☆

f0009381_1215354.jpg監督:ピーター・ウィアー
脚本:ポール・シュレイダー
撮影:ジョン・シール
音楽:モーリス・ジャール

出演
ハリソン・フォード (アリー・フォックス)
ヘレン・ミレン (マザー)
リヴァー・フェニックス (長男チャーリー)
ジャドレーン・スティール (次男ジェリー)

        *        *        *
『ふしぎな島のフローネ』ハリスン・フォードバージョンといいましょうか・・、しかし、こちらのパパさんはちょっと頑固もの。正直こんなお父さんに他のファミリーは良くついていったものだ・・。文明社会離脱といいながら、中米ホンジュラスの密林“モスキート・コースト”に氷製造機をもちこむハリスン・フォード。情熱は買うが・・・どうも思想的にはあんまり仲良くしたくない人だったな。そんな偏屈オヤジなれど、ハリスン・フォードの人の良さなのか、完全に敵視できないキャラクターに収まっていた。すごい。

撮影は『刑事ジョンブック』と同じジョン・シール。この人の画面にはいつも湿気がある。しかし今回の湿気はむしあつそうなのでちと不快感。もっとも『愛は霧の彼方に』もじめじめモードだったけど。
音楽はモーリス・ジャール。この人の音楽はうるさい(苦笑)。

<あらすじ>
発明家アリー・フォックス(ハリソン・フォード)は、頑固なまでに自分の人生を貫き通し、何でも屋をしながら細々と生計を立てていた。れっきとした学歴を持ちながら、管理された社会を嫌うアリーは、5人家族を連れて、中央アフリカのホンジュラスの密林へと向かった。妻(ヘレン・ミレン)、長男チャーリー(リヴァー・フェニックス)、次男ジェリー(ジャドレーン・スティール)、それに可愛い双子の娘。
大自然に包まれたその地で、アリーは発明の才を生かし、木材などを利用して生活必需品を次々と作っていく。父のやり方についていく一家。ホンジュラスの町で雇った案内人のハディ(コンラッド・ロバーツ)や、ジャングルに住む現地人達も、アリー一家に力を貸していく。アリーは巨大な製氷器を建造する。

ある日、武装した3人の男達が現われた。殺気を感じさせる3人に危機感を抱いたアリーは、彼らを製氷機の中に閉じ込めて凍死させてしまう。しかしその際に製氷機は爆発、多量のアンモニアが流出しジャングルを汚染する。自己嫌悪に落ちたアリーはジャングルを出て、海岸の掘ったて小屋で暮らしはじめた。しかし、追いうちをかけるかのように嵐が襲う。アリーは家族の反対を押し切って河を上流へと、破損した家をいかだにして遡っていく。
しばらく漂流を続けていると、説教の声が聞こえてきた。岸にいかだを着け、教会の中を覗くと、そこにはビデオの映像と音声が流れていた。それは、ホンジュラスヘ向かう船の中でアリー達と知り合ったスペルグッド(アンドレ・グレゴリー)と名乗る神父の仕業だった。文明から離脱したこの地でなぜビデオなのだ!! アリーはその神父のうさんくささに、教会を破壊し逃げようとするが、スペルグッドに銃で撃たれてしまう。何かに憑かれたかのように一途に自分の道を歩み続ける父に、一時は殺意さえ抱いたチャーリーら家族に見守られて、アーリーは遂に息をひきとった。大河の流れの中で、家族の涙に送られて。

by ssm2438 | 2009-10-06 00:43 | ピーター・ウィアー(1944)


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