2009年 11月 11日
監督:リドリー・スコット 脚本:クレイグ・ボロティン、ウォーレン・ルイス 撮影:ヤン・デ・ボン 音楽:ハンス・ジマー 出演 マイケル・ダグラス (ニック・コンクリン) 松田優作 (佐藤浩史) 高倉健 (松本正博) アンディ・ガルシア (チャーリー・ヴィンセント) ケイト・キャプショー (ジョイス) 若山富三郎 (ヤクザのドン菅井) * * * 公開当時、思いっきり期待して見に行ったら・・・けっこう期待はずれだった。個人的にはもっと大阪の街を『ブレード・ランナー』みたいにセットでぎんぎん創造してほしかったのに・・・。最後の桑畑?はカリフォルニアだとか。日本とは明らかに空気が違うな。映画を見てるとき「あれ、いつアメリカに帰国したんだ??」って勘違いしてしまった。へたに大阪なんかロケせずに、全部セットでつくってやる!!くらいのガッツをみせてほしかったな。 撮影もヤン・デ・ボンで、分り易い照明はいいんだけど、ちょっと渋みがないというか・・。あと主役のマイケル・ダグラスがどうにも正義の刑事役にはなりづらい気がしていやだ。アンディ・ガルシアもそんなに好きじゃないし・・、高倉健の描写もいまいちなんのウエイトもないし、唯一松田勇作だけがはじけていた。これが遺作になってしまいましたね。 <あらすじ> ニューヨーク市警のニック・コンクリン部長刑事(マイケル・ダグラス)とチャーリー・ヴィンセント(アンディ・ガルシア)が昼食をとっている時に、そのレストランで、マフィアのボスが日本人の2人組に襲撃される事件に直面した。激しい格闘の末に、その佐藤(松田優作)という男を逮捕したニックとチャーリーは、彼を護送するために日本へと向かう。ところが大阪空港での犯人引き渡しの際に、偽装警察に佐藤を奪回させてしまった。 日本では銃を所持することは禁止され、大阪府警の松本正博警部補 (高倉健)の監視下に置かれるニックとチャーリー。 ニックとチャーリーが捜査をすると、ジョイス(ケイト・キャプショー)というアメリカ人ホステスから、佐藤が大阪の夜の街のボス菅井(若山富三郎)と抗争を続けていたことを知らされる。ところがホテルに帰ろうとする夜、佐藤を始めとするライダーたちに取り囲まれ、チャーリーが切り殺されてしまう。 松本とニックは、大きな製鉄所で佐藤と菅井が対峙している現場にたどりつくが、激しい銃撃戦の末、彼を取り逃してしまう。国外退去を命じられたニックだが監視の目を盗んで飛行機から脱出し、単独で菅井と接触、佐藤が来るという農家に身を潜めて彼を待ち伏せする。松本の援護のもと佐藤を追いつめ、畑での激しい格闘の末、彼を逮捕することに成功するのだった。
by ssm2438
| 2009-11-11 02:19
| リドリー・スコット(1937)
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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