監督:ダニエル・マイリック
脚本:ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
撮影:ニール・フレデリックス
音楽:トニー・コーラ
出演:ヘザー・ドナヒュー
マイケル・C・ウィリアムズ
ジョシュア・レナード
* * *
いくつかある
『死霊の盆踊り』なみにつまらないカス映画のひとつ。
擬似ドキュメンタリー映画で、超低予算(3万ドル)・少人数で製作されながらも、全米興行収入1億4000万ドル、全世界興行収入2億4050万ドルという大ヒットを飛ばして話題となった。宣伝の仕方しだいではこんなクソ映画でも金が稼げるというメディアの力技に、見る眼のない一般庶民がひっかかったという人間性敗北作品。そういう意味ではレッドフォードの
『クイズ・ショウ』の“ものの哀れ”を現実の世界でさせられた映画。
擬似ドキュメンタリーのことを「
モキュメンタリー」(英語: Mockumentary)よぶらしい。
映画やテレビのジャンルの一つで、架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法である。モキュメンタリーはモック(wikt:mock)と、ドキュメンタリーのかばん語であり、モックメンタリー、モック・ドキュメンタリーともいう。また、フェイクドキュメンタリーと呼ばれる場合もある。
(ウィキペディアより)
注意、『ブレア・
ウォッチ・プロジェクト』ではない。『ブレア・
ウィッチ・プロジェクト』である。