西澤 晋 の 映画日記

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2009年 12月 29日

スターマン/愛・宇宙はるかに(1984) ☆☆☆

f0009381_10434614.jpg監督:ジョン・カーペンター
脚本:ブルース・A・エヴァンス、レイノルド・ギデオン
撮影:ドナルド・M・モーガン
特撮:ILM
音楽:ジャック・ニッチェ

出演:ジェフ・ブリッジス、カレン・アレン

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カーペンターの映画のなかではなかなか味わい深いSFラブロマンス。ただ、やっぱりどこかB級テイストになってしまうのがカーペンターたるゆえんか・・。でも、いい映画だよ。このコメント書くのにもういっかい観たくてアマゾンでVHSを買って見直してみたのだが、やっぱり良かった。
この作品で主演のジェフ・ブリッジズはアカデミー賞主演男優賞およびゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞にノミネートされた。B級からでたアカデミー賞かとおもったが・・さすがに受賞まではいかなかったか。。

先に打ち上げたれたボイジャーのウェル・カム・トゥ・アース・レコードを聴いた宇宙人がほんとに着ちゃうが来たとたんにアメリカ国防省は未確認飛行物体として攻撃、宇宙船はついらくしてしまう。まあ、宇宙船とか宇宙人の神秘性の無さがカーペンターのB級監督ゆえんだな。普通撃たないよ。で、宇宙船もほんとに宇宙船みたいかかっこしているし・・、実に俗っぽい展開、このあたりが別の監督さんだったらもうちょっと納得させる形で演出するんだろうけどね。

ただ、こういう世界観の考証はいまいちだけど、単純に宇宙人とのロードムービーとしてみるとなかなか見せるものがある。その円盤(あえてこう書こう)にのってきた宇宙人が、湖畔に住む未亡人の昔の旦那との時間をのこしたフィルムをみて、その会話や動きをコピーし、アルバムにはさんであった髪の毛のDNAからその身体を再生、最初はびっくりの未亡人カレン・アレンも徐々に彼の生態をり理解していく過程はなかなかほほえましい。肉体はコピーしても、すべての社会情報があるわけではないので、限られた感情表現だけどコミュニケーションをとろうとする宇宙人のジェフ・ブリッジズがかなり奇妙でいい。それでも時間をかけていくとだんだんとコミュニケーションのとり方がうまくなっていくんだけどね。
途中で鹿を生き返らせたり、撃たれたカレン・アレンを蘇生させたり、おまけに“H”までして子を宿したり、結婚して4ヶ月で旦那をなくした未亡人の夢をかなえてあげるいい宇宙人でした。

by ssm2438 | 2009-12-29 10:45


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