西澤 晋 の 映画日記

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2009年 12月 03日

荒野のストレンジャー(1972) ☆☆

f0009381_1025342.jpg監督:クリント・イーストウッド
脚本:アーネスト・タイディマン
撮影:ブルース・サーティース
音楽:ディー・バートン

出演
クリント・イーストウッド (The Stranger)
クリント・イーストウッド (ジム・ダンカン保安官)

        *        *        *

なんなんですかねえ、この映画?? 西部劇のなかではかなりカルトな映画。なんで街を赤に塗るんだ?
『気狂いピエロ』ベルモンドの最後、顔を青く塗って、顔にダイナマイト巻いて、自爆した気分を味わおうとしたらライター落としてほんとに自爆したけど、あの意味の無さを再現しただけなのかな? まったく意味不明なことがおおい。 殺されたと思ってた保安官が生きていたってことなんですか? それとも、保安官はやっぱり殺されてて、その保安官の魂が誰かに乗り移ってストレンジャーとしてやってきた・・ってことなんでしょうか? 

イーストウッド曰く「フレッド・ジンネマン監督の名作『真昼の決闘』で、もし、主人公のゲーリー・クーパーが殺されてしまったら…という発想が気に入った。これはその後の展開を描いた映画だ」と言っており、主人公が幽霊じゃないかという事に関しては、「そうとも考えられるけど、一応、殺された保安官の弟という感じで撮影に臨んだ」・・・だそうです(苦笑)。
まあ、そういう風にみたら確かに成立してるのかもしれないが・・・。

<あらすじ>
高原の町ラーゴにやってきた一人の無宿者(クリント・イーストウッド)。酒場に入り飲み始めると、3人の男が入ってきてからんでくる。男はそれを無視した。男は次に床屋へ行った。そこへもさっきの3人がやってきて嫌がらせを始めると、有無もいわせず拳銃を抜き3人を撃ち殺す。床屋から出た男は、向こうからやってくるカリー・トラバース(マリアント・ヒル)を納屋に連れ込むと犯してしまう。翌朝、男はホテルに入る。ホテルの主人ルイスの妻サラ(ベルト・ブルーム)は、この男をどこかで見たような気がしてならなかった。

その頃、刑務所からでてきたステイシー3兄弟がラーゴの街に向かっているという情報がはいってくる。彼らは、かつてラーゴ鉱山会社で用心棒をしていたことがあったが、金塊を持ち出そうとしたことがバレ、さらに逮捕しようとした連邦保安官をムチで叩き殺したのだ。そのとき住人たちは彼を見殺しにした。その後逮捕されたのだろう、その罪で彼らは服役していたのだ。
住人は、町を復讐から守るために例の男を用心棒として雇うことにきめた。町を挙げての防戦体制がしかれ、町は赤く塗られて、異様な雰囲気の中、ささいな戦闘訓練がほどこされた。男はホテルの客を他の場所に移し、先に犯した女カーリーとホテル暮らしを始める。だが、この男の行動が理解できない鉱山会社のドレイクやモーガンは、男を用心棒として雇ったことを後悔し始める。ある夜、モーガンは数人の男をひきつれ、二人が泊まっている部屋に忍び込み、男を撲殺しようとするが、ダイナマイトで部屋もろとも吹っとばしてしまった。

男はどこかへ去っていった。

町の連中は、彼がいなくてどうやって町を守るのかと恐怖におののき、騒ぎ始めた。ステイシー兄弟にとって混乱している町を乗っ取るのは簡単なことだった。夜になると人々を酒場に集め、3人はやりたい放題。しかしその3人も一人、また一人とムチで殺されていくのだった。

by ssm2438 | 2009-12-03 09:27


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