西澤 晋 の 映画日記

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2010年 01月 12日

ハンコック(2008) ☆☆

f0009381_8382584.jpg監督:ピーター・バーグ
脚本:ヴィー・ヴィンセント・ノー、ヴィンス・ギリガン
撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:ジョン・パウエル

出演:
ウィル・スミス (ジョン・ハンコック)
シャーリーズ・セロン (メアリー・エンブリー)
ジェイソン・ベイトマン (レイ・エンブリー)

        *        *        *

この手のスーパーヒーローを扱う時は、そのまま演出すれば何でも出来てしまう。ゆえに物語づくりのポイントは、何が弱点になるのか・・、どんな時に限りその能力が仕えなくなるのか・・、その設定と使い方にかかってくる。『ハンコック』では、それを二人の距離にしてしまった。能力を持ったもの同士が近づけば、その能力はどんどん減退していってしまう。そこは目新かったかな。
ドラマの展開はグレたヒーローの更生話の前半はそこそこ面白い。『グッド・ウィル・ハンティング』のスーパーヒーロー版、それをおきらくモードでやった感じ。作り方次第ではもうちょっと出来たんじゃないかと思うのだけど・・、そこがこの監督さんの限界なのだろう。あと最近はやりの手ぶれ効果も鼻につく。小手先のカッコつけ演出はやめてもらいたいものだ。映画事態はCG使った無駄な大騒ぎが多すぎて、おまけにシャーリーズ・セロン使ってるのでかなりの無駄使い。もっと上手い使い方があっただろうにって思ってしまう。もったいない・・。

<あらすじ>
孤独なスーパーヒーロー、ジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は、80年前のとある事件で80年前以前の記憶が一切ない。孤独で、避けに溺れ、悪党をやっつけても、鬱憤晴らしであり、やりすぎるがために街に甚大な被害をもたらし、市民からの評価はマイナスな事が多い。ある日ある事件でレイ・エンブリー(ジェイソン・ベイトマン)の命を救うが、いつも通り周囲の人間からブーイングを受ける。そんな中、レイだけは「ありがとう」とハンコックに礼を述べ、愛されるヒーローになるためのイメージ戦略をハンコックに持ちかけた。
そんなハンコックを複雑な気持ちでみる女がいた。レイ・エンブリーの妻メアリー・エンブリー(シャーリーズ・セロン)である。実は彼女こそ、この世に現存するもう一人のスーパー超人であった。二人の過去には痛々しい出会いが何度もあった。二人が愛し合って近づけば近づくほど、二人は無力な人になってしまう。ゆえに彼女は80年まえのあの事件でハンコックが記憶を失ったのをいいことに、彼から離れる決意をして身をかくしていたのだ。そんな二人が再び惹かれ合っていく・・。
しかし、スーパーで強盗犯を叩きのめした時に、ハンコックは体内に銃弾を受ける痛みを覚える。それまでは銃弾を受けても跳ね返していたのに・・。不死身だったはずのハンコックだが、普通の人間と同じように銃弾に倒れ、病院へと運ばれる。手術が行われなんとか命をとりとめたハンコックのもとをメアリーが訪れ、二人が愛し合っていた数千年の歴史と、二人の能力の衰退のメカニズムを話す。そんな時、かつてハンコックが刑務所に送った銀行強盗団が脱獄してハンコックの復讐にやってきた。ハンコックをかばって撃たれるメアリー。凡人かしたメアリーの命のともし火は消えかけていた。強盗団をなんとか倒したハンコックは、傷ついた身体に鞭打ってメアリーのもとを去っていくのだった。ハンコックが遠のいていくごとにメアリーの超人性が復活、止まっていた心臓がふたたび脈を打ち始める・・。

by ssm2438 | 2010-01-12 08:38


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