西澤 晋 の 映画日記

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2010年 01月 16日

パパは、出張中!(1985) ☆

f0009381_12383497.jpg監督:エミール・クストリッツァ
脚本:アブドゥラフ・シドラン
撮影:ヴィルコ・フィラチ
音楽:ゾラン・シミャノヴィッチ

出演:モレノ・デバルトリ、ミキ・マノイロヴィッチ

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「パパは出張中」というのは、政治批判者として矯正労働に連れて行かれた父の不在を、子供にそう説明している母の言葉。

1985年制作のユーゴスラビア映画。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞している。・・・が、まったく面白くもなんともない。よくこんな映画にパルム・ドール賞をあたえたものだとあきれてしまう。まあ、同年のアカデミー賞が『愛と哀しみの果て』だったのだからこの年の映画がいかに不作かは理解できるが、子供をネタにした体制批判は賞を撮り易いのだろう。それにしてもこの映画は恐ろしく退屈。

世間ではときどきこの手の作品にめぐりあう。面白くもクソも無いのに、なぜだかどっかの映画祭で勘違いした批評家が賞を与え、面白くもクソもないのに、これは面白いんだと言わなければならないという脅迫観念におちいった無能な批評家がさらにそれをヨイショし、いつのまにやら世間では「良い」といわれてしまっている作品。しかしこれはほんとにクソ映画である。安心して「つまんない」と言っていい。

監督のエミール・クストリッツァ『黒猫・白猫』を撮っているが、これも恐ろしく退屈な映画。無責任のたれなドタバタなので面白くもなんともない。私のなかではかずかずいる無能監督のなかの一人にはいっている。

by ssm2438 | 2010-01-16 12:39


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