西澤 晋 の 映画日記

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2011年 08月 03日

プルーフ・オブ・ライフ(2000) ☆☆☆

f0009381_20173954.jpg監督:テイラー・ハックフォード
脚本:トニー・ギルロイ
撮影:スワヴォミール・イジャック
音楽:ダニー・エルフマン

出演:
ラッセル・クロウ (交渉人テリー・ソーン)
メグ・ライアン (アリス・ボーマン)
デヴィッド・モース (ピーター・ボーマン)
デヴィッド・カルーソー (テリーの同業者ディーノ)

        *        *        *

ラッセル・クロウ版の『カサブランカ』

メロドラマの古典『カサブランカ』を今風にアレンジするとこうなるかなっていう作品。
南米にある国で反政府組織がアメリカ人のダム建築技師を誘拐、その妻メグ・ライアンに身代金を要求。その交渉人となるのがラッセル・クロウ。夫を愛しながらも、ラッセル・クロウの男気に心をゆすぶられるメグ・ライアン。しかし最後は夫を裏切ることは出来ず、ラッセル・クロウはボギー役を演じるのであった・・。

監督は『愛と青春の旅立ち』テイラー・ハックフォード。意外と好きな監督さんなのでついつい劇場まで足を運んだ。主演はラッセル・クロウ。理不尽な反政府組織の要求に、対処するラッセル・クロウがとても頼もしくみえる。
しかし・・・、やぱっぱりメグ・ライアンはラブコメでないとイマイチ魅力がないかな。この話のなかのメグ・ライアンは、もう彼に頼るしかないというとこまで追い詰められている女。あまりに哀れで・・、おまけに旦那もまじめで否定する要素がない設定。こういうストーリーでは、主人公とヒロインが引っ付かないように出来ているので、どうもそういうシリアス系はメグ・ライアンには似合わないような。まあ、同じ役回りばっかりやってるとつまんなくもなるので、たまにはこういう役もいいのかもしれないが・・・。
ストーリー自体はけっこう良かった。ただ、反政府ゲリラに捕らえられた夫側からカメラを入れるのはどうなんかなあ・・。そっちからの映像はなしにして、ひたすら犯人からの連絡をまつラッセル・クロウとメグ・ライアンの受けて側の描写だけで、向こうの状況を想像させるほうが面白かったと思うのだけど。

しかし最後のあれはなんですか? せっかく交渉人というスタンスなのに、結局可決する手段は特殊部隊ですか・・・。まあ、エンタメシーンもつくんないといけないのだろうけど、それを解決手段にはしてほしくなかったなあ。

<あらすじ>
南米のある国でダムの建築技師ピーター・ボーマン(デヴィッド・モース)が反政府ゲリラに誘拐される事件がおきた。会社が契約していた誘拐身代金保険会社は元イギリス陸軍特殊部隊SASのテリー・ソーン(ラッセル・クロウ)を現地に派遣する。身代金の交渉を進めるテリーだが、経営危機に陥ったピーターの会社が保険をキャンセルしていたことが発覚、テリーに帰還命令がでる。しかし、ピーターの妻アリス(メグ・ライアン)をこのままほっておくわけにはいかないテリーは、会社の帰還命令を無視して一人で交渉に挑む。内外の情報から徐々に反政府組織の居場所が特定されていくが、交渉ではもはや救出は無理と判断。かつての特殊部隊の仲間、ディーノたとち強行突入する。

ラストの武力突入のシーンは、特殊部隊系のアクションでかっこいい。

by ssm2438 | 2011-08-03 20:22


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