西澤 晋 の 映画日記

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2010年 03月 05日

マッドマックス(1979) ☆☆☆

f0009381_12481438.jpg監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジェームズ・マッカウスランド/ジョージ・ミラー
撮影:デヴィッド・エグビー
音楽:ブライアン・メイ

出演:
メル・ギブソン (マックス・ロカタンスキー)
ジョアンヌ・サミュエル (ジェシー・ロカタンスキー)
スティーヴ・ビズレー (ジム・グース)
ヒュー・キース・バーン (トーカッター)

        *        *        *

オーストラリアの凶悪な暴走族と交通警察の戦いを描いた近未来映画。無駄に拾いオーストラリアの原野があったからこそできた作品。一本目のこちらはまだ社会性があったので少しは見られるが『マッドマックス2』になるとただのファンタジーになってしまった。まあ、あんまり頭を使わないで見られるという意味ではいいのだろうが・・社会性のない映画というのは個人的には全然面白いとはおもわない。で、この一作目、正直なはなしB級映画です。もうちょっと映画的な完成度が欲しかったかな。ま、あ低予算映画なのでしかたがないというか、低予算でこのくらい作れれば上出来といったほうがいいかもしれない。

この映画の特徴は、これは『・・・2』でもいえることなのだけど、あまりに悪党の書き方が記号的ななことだ。あんまりドラマを書き込んでない素人がイメージするような超シンプルな「悪」の設定で、いきがり方が実に子供じみているんだ(苦笑)。まるで小学生にみせる戦隊物の知能指数でつくったような映画。たしかに子供向けならこんな「悪」でいいと思うのだけど、大人相手の一般映画にこの「悪」の設定はどうなん??って思ってしまった。しかし、この「悪」の設定の幼稚さが受け入れられれば、スピード&バイオレンスというハラハラ・ワクワクく感覚は満載であり、それがある種の人たちにはうけたのだろう、当時大ヒットした。
ストーリー的にも完成度は低く、仲間のグースが殺されてるのに、それにびびった主人公が仕事を辞めるってのはどうなん?? ここの流れは超マイナスポイントだった。普通に休暇中に妻を子供を殺された・・でいいと思うのだけど。ラスボスが最後のに追いかけられてトレーラーにつっこんで終わりというのも・・・いまいちすっきりしない。せっかくのV8インターセプターもいまいちきちんと描かれず、もうすこし雑魚の暴走族どもをばったばったとなぎ倒すシーンをいれてほしかったかな。
ただ、暴走族と警察の争い、さらにそこに警察側の武器となるV8のインターセプターという設定はもっと作りこめばいい映画になっていたのにって思う。可能性を感じる映画だったので、色眼鏡でみると悪くないのも事実だ。

<あらすじ>
近未来のある田舎町では、暴走族による凶悪犯罪が多発していた。その犯罪に対処するために作られたのが特殊警察。
警官殺しの凶悪犯ナイトライダーは、追跡専用パトカー・インターセプターを盗んで逃走するが、最後は警官マックス・ロカタンスキー(メル・ギブソン)に追い詰められ運転操作を誤り事故現場に激突、即死した。仲間を殺された暴走族のリーダー・トーカッター(ヒュー・キース・バーン)はマックスへの復讐を企てる。僚友のジム・グース(スティーヴ・ビズレー)が彼らに焼き殺され、妻と息子もトーカッター達に轢き殺される。全てを失ったマックスは、スーパーチャージャーを搭載し、600馬力にまでチューンナップされた漆黒の特殊追跡車V8インターセプターを無断で持ち出し、暴走族をひとりひとり血祭りに上げていくのだった。

by ssm2438 | 2010-03-05 12:52


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