西澤 晋 の 映画日記

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2010年 03月 15日

新・青い体験(1976) ☆

f0009381_251283.jpg監督:ペドロ・マソ
脚本:ペドロ・マソ/サンチャゴ・モンカダ
撮影:オ・セ・エレロ
音楽:ジャン・カルロス・カルダロン

出演:
クー・スターク (アナ)
アンソニー・アンドリュース (ジミー)
スーザン・プレイヤー (カルラ)
マリア・ペルシー (ミス・ニールセン)

        *        *        *

ラウラ・アントネッリの『青い体験』とはまったく関連性はない映画。

さらにイタリア製でもない。この映画は、スペインの女子高生が、ロンドンに留学し、性への目覚めを描いた映画。話はちょっと犯罪の臭いが漂っており、きなくさい。女子高生たちの“H”写真を撮影しては、ビニ本にして海外にうりさばいている犯行グループとかかわってしまう話。なので思春期の青年の初体験話とは全然ちがう。監督もスペインの人みたいだし・・・。本家『青い体験』の牧歌的な軽めの性欲へのめざめではなく、ほろ苦い青春の苦味を感じるストーリーになってしまっている。ここまでじめっと来るとあまり楽しめないかな。

主演のクー・スターク嬢はのちに英国王室のアンドリュー王子との恋愛スキャンダル女優として有名になってしまった。実はこの映画、リアルタイムで劇場でみたのですが、のちに彼女の名前がニュースをにぎやかした時はこの映画を知っているだけに、おお、あのときの彼女が・・・ってちょっとだけとくした気持ちになれたものだ。というわけで、『青い体験』となのつく映画のうち、劇場でみたのはこの映画だけという、そういう意味では面白くもないが、なんとなく記憶にから消えない映画だ。

<あらすじ>
スペインの避暑地に住む少女アナ(クー・スターク)は、社会勉強も兼ねてロンドン近郊の格式高い名門校リージェント・スクールに留学してくる。アナの入った寄宿舎には、素行の悪いイタリア娘のカルラ(スーザン・プレイヤー)、メキシコ人のロザンナ(ビクトリア・ベラ)らがおり、特にカルラは主任教師のミス・ニールセン(マリア・ペルシー)から要注意人物としてマークされていた。
やがて3人はディスコで軟派してきたジャマイカ人のに部屋にあそびにいき、そこでDJのジミー(アンソニー・アンドリューズ)とフリー・カメラマンのシレーノ(エドゥアルド・ベア)と知り合う。シレーノは何とかアナのヌードを写真に収めようと計画を練り始める。
数週間後、ジャマイカ人の部屋での非礼を詫びるためにジミーがアナを訪ねてくる。週末、ジミーと一緒にベッドインしたアナは、真剣な恋に落ちる。しかし、ジミーはシレーノから金を貰っており、セックスの現場を写真に
撮らせていたのだ。しかもジミーはミス・ニールセンのヒモで、ニールセンは学園の女生徒を騙して、ジミーやシレーノにヌード写真を撮らせ、それをデンマークに流している張本人だったのだ。既にアナのセックス写真はデンマークのポルノ雑誌に大々的に掲載されていた。しかし、本気でアナを愛し始めていたジミーは自責の念に駆られていく。
さらなるアナの写真が設けようとするシレーノは、アナを騙してジャマイカ人のアパートに呼びつけ、本番写真を撮影しようとするが、ジミーが駆けつけ乱闘に、さらに警察が駆けつけ、ジミーもシレーノも逮捕され、ミス・ニールセンの犯行も明るみに出た。退学処分をうけたアナ、カルラ、ロザンナはそれぞれの国に帰国する。

by ssm2438 | 2010-03-15 00:10


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