2011年 07月 15日
監督:ベルナール・クィザンヌ 脚本:ピエール・ペルグリ/ベルナール・クィザンヌ 撮影:アラン・ルヴァン 音楽:ローラン・プティ・ラール 出演: パスカル・セリエ (ジュリアン) ミムジー・ファーマー (コールガール・エレナ) * * * 思春期の少年が、年上の女性と初体験をし、大人へ成長するというくくりの映画は数々あれど、個人的には一番好きかもしれないのがこの『ポケットの愛』。しかし一番好きというだけであって、これがすっごく面白いかどうかというとそうでもないのだけど・・・、たんにミムジー・ファーマーがいいというだけかもしれないが・・、ただ、ミムジー・ファーマーならもっと前の映画のほうがいいかな。さすがにこの頃の彼女はちょっとくたびれてる感がある。昔はミア・ファーローと間違えて覚えてた(苦笑)。 しかし、10年前くらいにたまたまつけたテレビでみたなら、思った以上にみててしっくり来る映画だった。こんなので安易に感動させられるとは・・私も単純なつくりの男だなあっと再認識した。 しかし、このころの女優さんは実に歯が悪そうだ。酒井法子じゃないけど、薬のやりすぎだろうな。マリアンヌ・フェイスフルも歯がわるそうだったし、エレン・バーキンもやっぱり歯がわるそうだった。 <あらすじ> 両親がバカンスに出かけていた最後の夜、15歳のジュリアン(パスカル・セリエ)は、自分の家にエレナ(ミムジー・ファーマー)という30歳近くの魅力的な女性を連れてきてしまった。パーティに出ていたジュリアンたちは帰りにバーに立ち寄り、そこにいた女を口説いたのだが、結局ジュリアンが彼女の相手をつとめることになったのだった。 そして再びエレナが学校に現わた。彼女はジュリアンを自分のいるホテルに誘い出した。その後、エレナからは何の連絡もなく、ジュリアンのエレナへの思慕は頂点に達していた。エレナも、本気で自分にあこがれてくれるジュリアンに対し、初めて味わう恋心を感じるようになっていた。週末、2人はバカンスに出かけ、雨が降る中でテントを張ってすごした。 学校に戻ったジュリアンは、エレナが政財界のトップクラスを相手にしているコールガールだということを知らされる。政財界の裏取り引きの道具にされているエレナは、ジュリアンだけが人として自分にせっしてくれる人物だったのだ。ジュリアンが事実を悟ったのを知り、エレナは別れる決心をした。別荘で数日楽しい日々を過ごした後「愛しているから身をひきます」という言葉をのこして、エレナは去っていくのだった。
by ssm2438
| 2011-07-15 02:39
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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