西澤 晋 の 映画日記

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2011年 02月 15日

渚の果てにこの愛を(1969) ☆☆☆

f0009381_3253750.jpg監督:ジョルジュ・ロートネル
脚本:ジョルジュ・ロートネル
    パスカル・ジャルダン
    ジャック・ミラー
    シャルル・ドラ
撮影:モーリス・フェルー

出演:
ミムジー・ファーマー (ビリー)
ロバート・ウォーカー・Jr (ジョナス)
リタ・ヘイワース (ビリーの母・マーラ)

      *        *        *

ミムジー・ファーマーの中では一番好きな映画。

かなり倒錯したものばっかりでてくるかなりあやしい不条理サスペンス。安部公房的な臭いもする。社会的は背景はなく、荒野を旅する旅人がたまたま通りかかった宿の母親に自分の息子と間違われる話。そして妹も登場してくるが、母に気を使ってか、母の思い込みにあわせてやる。しかし・・・という話。
ヒッチコックの『サイコ』にも通じるものがある。あれは母な亡くなった息子の話だが、こちらは息子がいなくなった母の話。その娘役がミムジー・ファーマーなのだが、彼女が一番きれいだった頃の映画であり、適度にヌードも披露してくれるので悪い気はしない。

原題は『サリナへの道』、映画の『渚の果てにこの愛を』というのはカッコよすぎるタイトルだ(笑)。

<あらすじ>
サリナに向かう道を旅するジョナス(ロバート・ウォーカー・Jr)は、目の前に一軒の家をみつける。彼が井戸のポンプを押してのどの渇きをいやしていた時、マーラ(リタ・ヘイワース)という名前の女が姿を現わし、「私の可愛い息子よ」と叫びだした。彼女は、自分の家の前を通りかかる若い男を見るたびに、四年前に行方不明となった息子ロッキーが戻ってきたと思いこんでしまうのである。ジョナスはマラの思い違いを利用して暫く休息してやろうと決心する。

f0009381_3354080.jpgロッキーにはビリーという妹(ミムジー・ファーマー)がいた。「今日は、ロッキー兄さん!」と、彼女は話しかけた。どうやら彼女も勘違いしているマ母親のファンタジーをこわさないようにふるまっているらしかった。そしてビリーはジョナスを海辺につれだし、二人はお互いの過去を話しあったり、快楽にふけった。二人は真裸になり、無邪気気な子供のように水浴を楽しんだ。やがてジョナスも自分をロッキーだと思いこむようになってきた。しかし、ロッキーの昔の恋人リンダ(S・アルディー)に会うと、リンダはジョナスを認めることができなかった。ロッキーとジョナスはまるで似ていなかったのだ。やがてビリーは、ロッキーがリンダと出かける準備をしていた時、兄を想っていた彼女が、嫉妬のあまり彼を殺したというのだ・・。
すべてをジョナスは立ち去る。しかしビリーが追いかけてきて浜辺で彼の足にしがみつき引き止める。それで去ろうとするジョナスに足元に合った石を投げつける。それが頭に当り・・・・絶命するジョナス。

うむむむむ~~~~~む、こんな終わり方でいいんですかね??
あまりにあっけない幕切れ。
でも、らすとの波打ち際のロングショットのカットはけっこう好きである。

ポスターもなかなかお洒落だった↓
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by ssm2438 | 2011-02-15 03:37


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