西澤 晋 の 映画日記

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2010年 03月 19日

スパイダーマン2(2004) ☆☆☆☆

f0009381_78183.jpg監督:サム・ライミ
脚本:アルヴィン・サージェント
撮影:ビル・ポープ
音楽:ダニー・エルフマン

出演:
トビー・マグワイア (ピーター・パーカー/スパイダーマン)
キルステン・ダンスト (メリー・ジェーン・ワトソン)
アルフレッド・モリナ (オットー・オクタビアス/ドック・オク)
ジェームズ・フランコ (ハリー・オズボーン)

        *        *        *

シークレットを共有するというのはさりげない幸せ。

あの電車のなかのシーンは実にアルヴィン・サージェントでしたね。この人一人で本を書かせてほっとけば自然と面白いものが出来るようになっている。これをアホな映画会社か、どこかの誰かが、いろんなもんつめこませるから『スパイダーマン3』があれほどカスになってしまった。才能ある人間の扱い方がまったくわかっとらんな。

日本の『ウルトラマン』だったら、招待がばれたらそれで終わりなんだけど、この映画が素敵なのは、正体がばれても、そこにいる人が、暗黙の了解でみなかったことにしてあげること。そしてその秘密をその列車の中にいた人たちで分かち合えること、これがどんなにすばらしいことか。やっぱり『スパイダーマン』がいいのは、秘密のシェアがいい。キルステン・ダンストともシェアしてるし・・。
このドラマの30年後、はげておじいさんになって腹の出たトビー・マグワイアとあの列車にいた人たちがあつまって同窓会をしたらどれだけのドラマができるだろう。もし私がプロデューサーなら再びアルヴィン・サージェントにそのシナリオを書いてももうらおう(笑)。

・・・しかし、登場人物のキャラクター付けという点においてはめちゃめちゃ弱い作品でもある。もうちょっと灰汁のあるキャラクターにできなかったものか・・。ピーターがどういう風に大人になってきたのか・・、そんなことはどうにも気にならないというか・・、とことん興味をもたない人物だよな。

<あらすじ>
ピーター(トビー・マグワイア)はスパイダーマンとして日夜悪と闘いながらの苦学生。大学の成績はは落第寸前。せっかく見つけたピザ屋のバイトもクビ。そんなピーターは、メイおばさんが開いてくれた誕生パーティーでMJ とハリーに久々の再会を果たす。しかしMJ(キルステン・ダンスト)との心の距離は広がり、ハリー(ジェームズ・フランコ)との関係もぎこちなくなっていた。
ある日、ピーターはハリーの紹介で尊敬する科学者オットー・オクタビアス(アルフレッド・モリナ)と出会う。彼はオズコープ社の社運を賭けた核融合プロジェクトの中心人物だった。
観衆の前で核融合のデモンストレーションを行うオクタビアスは、脊髄に人工知能を搭載した金属製のアームを直結し、そのアームで人間の入り得ない状況下での実験を披露するという。実験は順調に進んでいったが、実験装置から強力な磁場が発生、会場は粉々に破壊された。その場に居合わせたピーターがスパイダーマンとして活躍、なんとか事態を最低限度でおさめた。オクタビアスは意識不明となり病院に運ばれるが、事故で制御を失ったアームの人工知能が覚醒し、医師たちを襲いはじめた。思考をアームに支配されたオクタビアスは「ドック・オク」と化し、実験装置の再建をもくろみ資金調達のため銀行を襲撃する。
一方、ヒーローとしての使命に迷いが生じていたピーターは、心理的要因によりスパイダー能力が低下、遂にスパイダーマンを引退することを決意する。
実験の事故で金属製のアームが肉体と融合し、人格まで凶暴になったオクタビアスは、自分がこんな姿になったのはスパイダーマンのせいだと思い込み、復讐を誓っていた。ピーターはドック・オフとの戦いの中で、マスクを破かれながらも暴走する列車をとめた。車中の人々はスパイダーマンの正体を知ってしまうが、見なかったことにしてマスクを彼に返すのだった。そしてドック・オフを見事に倒す。
一方、 MJは新しい恋人との結婚式を直前でキャンセルし、ピーターのもとに駆けつけ、彼とキスを交わすのだった。

by ssm2438 | 2010-03-19 07:08


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