2011年 02月 24日
監督:ジョルジ・パン・コスマトス 脚本:ジョルジ・パン・コスマトス ロバート・カッツ トム・マンキウィッツ 撮影:エンニオ・グァルニエリ 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 出演: リチャード・ハリス (ジョナサン・チェンバレン博士) バート・ランカスター (マッケンジー大佐) ソフィア・ローレン (ジェニファー・チェンバレン) イングリッド・チューリン (Dr. エレナ・ストランドナー) アン・ターケル (スーザン) * * * 半分おっこちるの法則! 『ディープインパクト』でも、半分だけおっこちましたね。パニック物というのは、主人公が頑張ってしまうとことが起きないで終わってしまい、見せ場がなくなる。しかし主人公が惨敗してしまうわけにはいかない。というのでよく使われるのが「半分だけどおっこちる」の法則。 この『カサンドラ・クロス』も列車丸ごとおとすわけにいかないので、半分だけ救って半分だけおっことすことにしてる。 さすがに橋からおちる列車はミニチュアであり、東宝特撮レベル。今の人が見るとしょぼいと思うかもしれないが、当時はあれがせいいっぱい。 めずらしいところで、イングリット・チューリンがベルイマン以外の作品にでてる。・・まあ、別に不思議ではないが、どうもベルイマン映画でしかみたことがなかったので、他の監督作品に彼女がでてるとちょっと違和感をかんじたりした(苦笑)。 <あらすじ> ジュネーヴの国際保健機構に3人のテロリストが潜入、一人はガードマンに射殺され、残りの2人は危険な細菌類が保存されている部屋へ逃げ込んむ。一人が撃たれて倒れた拍子に薬の瓶を割ってしまい、アメリカが秘密に研究していた最近をばらまいてしまう。 残る一人は、逃走しストックホルム行きの大陸横断鉄道へ乗り込んでしまった。 緊急事態の発生で、アメリカ陸軍情報部のマッケンジー大佐(バート・ランカスター)が乗り出してきた。その列車にたまたまのりあわせていた医師チェンバレン(リチャード・ハリス)は、マッケンジー大佐から事件の概略を説明される。 乗客を検疫収容させるために、ポイントを切り換え、列車をポーランドのヤノフへ向かわせた。しかしその途中に30年近くも使用されていない“カサンドラ・クロス"と呼ばれる鉄橋があった。マッケンジーは、ニュールンベルグで、一旦列車を止め警備隊と医療班を乗りこませ、出入口、窓、通気孔を密閉して、車内に酸素を送り込むように命じた。事態を知らされた乗客たちは騒然となった。感染者は一つのコンパートメントに集められた。 カサンドラ鉄橋の強度に疑問を持つチェンバレンは、マッケンジーに鉄橋前で列車を停止するように交渉したが、マッケンジーは、それを黙殺した。一方国際保健機構の女医エレナ(イングリッド・チューリン)は高濃度酸素によって発病を防止できることを発見するが、列車の無線機が破壊されて連絡がとれない。 乗客の有志たちは、警備隊と対決し、列車と機関車を切りはなす作戦にでる。半分の車輛と一部の乗客だけを残して、谷底に落下していった。 感染し人が落ちた車両にもいて、それが河に流れ込み、下流に人たちに感染したらどうなるのだろう??って心配したのは私だけなんだろうか?
by ssm2438
| 2011-02-24 22:33
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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