西澤 晋 の 映画日記

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2010年 04月 01日

グース(1996) ☆☆☆

f0009381_592685.jpg監督:キャロル・バラード
脚本:ロバート・ロダット/ヴィンス・マッキュウィン
撮影:キャレブ・デシャネル
音楽:マーク・アイシャム

出演:
アンナ・パキン (エイミー・アルデン)
ジェフ・ダニエルズ (トーマス・アルデン)
ダナ・デラニー (スーザン・バーンズ)

        *        *        *

『ウインズ』『ワイルド・ブラック/少年の黒い馬』キャロル・バラードがてがけたファミリー向け映画。ストーリー的にどうなんかな?って思うところもあるが、映画としてはきちんとまとまっており、盟友キャレブ・デシャネルの画面もあいかわらず素晴らしい。
キャロルバラードは、あんまり本数はないのだけど、作っている映画はかなり良質である。といっても私も、これと、先に上げた2本しかみてないのだが・・、ファミリー向けながら、映画術は恐ろしくきちんとしており、最強のカメラマン、キャレブ・デシャネルの画面もあり常に上質の映画に仕上がっている。

どうも私は「もうオレは飛べない、しかしお前には未来がある、お前は私を残し、飛んでいけ」ストーリーに弱い。『さよなら銀河鉄道999』もそんなにいい話だとはおもわないが、冒頭の999号に乗るとこまではけっこう感動した。この映画では親子で雁たちをリードしながら、渡りをとおしえるという物語だが、途中父親ののる軽飛行機が墜落。しかし父親は、「お前なら一人でも飛べる」と背中をおしてやる。もおう、これだけで泣けるんだな。感動をもたらす一つのポイントとして「伝える」という要素がある。想いが伝わる、使命を引き継ぐ、命が継がれる・・など、何かが引き継がれた時には、なんだか無性に感動してしまうものだ。

<あらすじ>
自動車事故で母を失っ14歳の少女エイミー(アンナ・パキン)は、父親のトーマス(ジェフ・ダニエルズ)に引き取られ、カナダ・オンタリオ州の農場に移る。父親は奇妙な彫刻を作る芸術家で、趣味はグライダーで空を飛ぶこと。それにスーザン(ダナ・デラニー)という恋人もいて、エイミーは新しい暮らしになじめないでいた。
ある日、彼女は森で親を亡くした雁(グース)の卵を見つけ、それを育てることにする。やがて卵がかえり、16羽のヒナたちが顔を出した。うまれて最初にみたエイミーを“ママ"だと思い込んだ彼らは成長していく。残念ながらそのうちの1羽は不具合があるらしく他の雁たちが飛べるようになってもみんなについていけない。
やがて彼らが南に渡る季節が近づいた時、父娘はグースたちに飛ぶことを教え、越冬地まで連れていかなければならないことを知る。トーマスはエンジン付きグライダーを開発し、それを使ってグースを先頭にたてて、彼らを南に渡らせようと考える。エイミーもグライダーの操縦をおぼえなければならなかった。
父とエイミーの乗る2機のグライダーは成鳥になったグースたちを扇動して南にむかう。途中、空軍基地に緊急着陸したり、ハンターたちに狙われたりといったアクシデントを乗り切って旅を続けるうち、彼らはマスコミの報道を通じて全米の注目の的になっていく。だが、目的地を目の前にして“パパ・グース号"が故障し、墜落。負傷したトーマスは、残りの行程を独りで飛ぶようエイミーを勇気づける。やがて、エイミーは一羽も欠けることなく無事に送り届けるのだった。

さすがに相手が鳥なので、望遠の画面がおおいことはとてもうれしい。
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by ssm2438 | 2010-04-01 00:01


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